・愛媛県宇和島市津島町では、地域ぐるみで鳥獣害対策を行ったことが効果を上げている

・同地域では20年ほど前から鳥獣害に悩まされてきたが、耐久性の高く頑丈な金網の設置と猟友会との連携により近年は被害を減らしている

・同町のイノシシと鹿の捕獲実績は2019年に2549頭に及び、今後も連携を続けていくという

・気候変動によってハリケーンの寿命が延び、内陸部の被害がさらに広がる可能性があることを示す研究結果が出た

・1967年から2018年までに北米を襲ったハリケーンを分析したところ、1960年代のハリケーンは上陸後1日で勢力を75％失っていたのに対し、現在では約50％しか失わないことが分かった

・沿岸地域は暴風雨への備えを強めているものの、今回の研究結果は内陸部においても大きく影響を受けるようになる可能性を示唆している

・1997～2012年前後生まれを指すZ世代は、恋愛においてもパートナーに高い環境倫理意識を求めることが分かった

・オンラインマッチングアプリ「ティンダー」の報告書によると、Z世代の自己紹介欄で使われる言葉として「信念」や「目標」が圧倒的に多く、パートナーを探す際にお互いの信念を語り合い共に目標に向かって進んでいくことに価値を置いている傾向が読み取れた

・中でも「気候変動」は最も重要なキーワードで、ミレニアル世代よりも使用率が66％も高い

・気候変動をテーマとするSF作品が”Cli-Fi”と呼ばれ、人気を集めている

・The Day After Tomorrowなどの作品が代表的だが、作品の内容を思い出させるような現象が実際に起きていることが背景にある

・Cli-Fi作家の第一人者であるリニー氏は「気候変動は物語を必要としており、読者も物語を必要としている」と語り、数字や事実だけでなく物語を媒体として気候変動が語られる可能性を示唆している

・英国最大の資産運用会社Legal and General Investment Management (LGIM)は、企業の気候変動への取り組みを評価する「気候変動誓約」の対象となる企業を1000社に拡大することを発表した

・企業の取り組みのレベルを、信号機のように赤・青・黄色で表現し、一般公開している

・制裁が加えられた企業は翌年にそのスコアを大幅に改善する傾向を示し、今後も対応策が上手くいっていない企業に対し制裁を加えていくとしている

・全世界的に高まる「飛び恥」運動を背景に、ANAホールディングスはサステナブルな原料で作られた「持続可能な航空燃料（SAF）」をフィンランド・ネステ社から購入した。

・今回の購入量は7000キロリットルで、東京ーロンドン間を25往復できる量に値する。

・ANAは今後もSAFの中長期的な調達に向けて製造企業と協議を続ける見込みで、購入枠を拡大する考えを見せている