気候危機+DESIGN

VOICE OF 14 海の豊かさを守ろう

全85件

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SDGs

⑭海の豊かさ

・北海道産の昆布の生育に異変が起き漁獲量が激減している

・長期的な水温上昇により北海道の昆布の漁業の減少にも、大きな影響を与えているのではないかと考えられている

・日本の昆布の9割以上を北海道が生産している。このまま減り続けると食卓にも影響が出る可能性がある

発表 2019年9月25日

出典 BUSINESSINSIDER

SDGs

⑭海の豊かさ

・クラゲが大量発生している

・原因は人間による魚の乱獲やプラスチックごみの流入、水温向上によるものだ

・クラゲの天敵であるマグロやウミガメが、網に引っかかることもありクラゲの餌となるプランクトンが増えて増殖に歯止めがきかなくなっている

発表 2020年6月10日

出典 東京新聞

SDGs

⑭海の豊かさ

・イカナゴの水揚げ量を誇ってきた兵庫県でも不漁が続き、不漁の原因は海がきれいになりすぎたということが一因

・地球温暖化の影響で海水温が高く、夏眠の間に体力が低下して冬の産卵に影響が出ているとみる

・「海水温上昇については打つ手がなかなかない」と水産試験場の研究員は嘆いている

発表 2011年11月17日

出典 香川県水産試験場

SDGs

⑭海の豊かさ

・イカナゴの漁獲量が減少傾向である

・イカナゴは高水温を避けるために7月ごろから海底の砂に潜って夏眠生活をしているが、夏眠場の水温が上昇して衰弱している

・夏期が高水温であった翌年には、親魚漁獲量や仔魚の発生量が減少する傾向が見られている

和歌山・高知県沖

発表 2018年2月1日

出典 森林文化協会

SDGs

⑭海の豊かさ

・本来は温暖な海に生息する「南方系カキ」が、和歌山県や高知県の沿岸で相次いで発見されている

・たとえば、もともと台湾に分布していた「オストレアステンティナ」という南方系カキは、2015年に鹿児島県と和歌山県で生息が確認された

・日本の海面水温は過去100年で1.09度上昇しており、黒潮に乗って流れ着いた南方のカキが日本付近でそのまま越冬し、定着していったとみられる

五島列島

発表 2011年1月23日

出典 朝日新聞

SDGs

⑭海の豊かさ

・海水温の上昇により、日本周辺のサンゴの北上が年間14キロメートルの速さで進んでいることが明らかになった

・もっとも北上速度が速い南方種の「スギノキミドリイシ」は、1988年に鹿児島県種子島で確認された後、2008年に五島列島まで広がった

・このまま海水温の上昇が続けば、熱帯性のサンゴが温帯域に進出し、生態系が大きく変わる可能性がある

アメリカ西海岸沖 (アメリカ)

発表 2014年5月7日

出典 ナショナルジオグラフィック

SDGs

⑭海の豊かさ

・アメリカ西海岸沖でミジンウキマイマイとよばれる巻貝の殻に、突起や穴ができている例が観測されている

・温暖化に伴う海洋酸性化が要因とみられていて、将来起こり得る問題と考えられていた海洋酸性化がいま起きている問題であることがわかった

・ミジンウキマイマイはサケやニシンなどの魚のエサとなっており、生殖能力や感染予防力にまで影響するため、生態系への影響が懸念されている

有明海(日本)

発表 2018年9月4日

出典 未来コトハジメ

SDGs

⑭海の豊かさ

・かつて100億枚を超える生産量を誇った海苔の養殖は、10年ほど前からその数を減らし、近年は80億枚を下回る年が出てきた

・気候変動による海水温の上昇が大きな要因であるとみられ、海苔の成長に必要な低水温となる期間が、従来よりも約1か月短縮している

・そのため、23度以上でも育つ新品種の開発プロジェクトが始まっている

長崎県

発表 2018年11月16日

出典 A-PLAT

SDGs

⑭海の豊かさ

・海藻の群生である藻場は、生物生産や環境保全に重要な役割を果たしている

・この20年余りの間に藻場の形成や分布時期が大きく変わり、春のみ繁茂する種の拡大や磯焼け(藻の死滅)が進んだことが明らかになった

・高水温化で海藻の発育が妨げられていること、また同時に海藻を食べる魚による食害が進んでいることが原因とみられている

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