SDGs
・人の手を加えることなく、自然の回復力に任せて生態系を回復させる実験がフランス南東部のベロンヌで行われている
・具体的には間伐を行わず、種の再導入も全くまたはほとんどせず、自然の治癒力に任せる方針を取っている。
・欧州では自然を人の手で管理する発想が強いためこの取り組みに対する反対も根強いが、この取り組みが成功すれば人間を自然の上位に置く思想そのものが影響を受けるかもしれない
15 陸の豊かさも守ろう
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SDGs
・人の手を加えることなく、自然の回復力に任せて生態系を回復させる実験がフランス南東部のベロンヌで行われている
・具体的には間伐を行わず、種の再導入も全くまたはほとんどせず、自然の治癒力に任せる方針を取っている。
・欧州では自然を人の手で管理する発想が強いためこの取り組みに対する反対も根強いが、この取り組みが成功すれば人間を自然の上位に置く思想そのものが影響を受けるかもしれない
SDGs
・土壌を健康にし、温室効果ガスの排出を削減する環境再生型(リジェネラティブ)農業が注目されている
・そうした農業の実施にインセンティブを付与するため、農家がCO2排出削減量を取引可能な形態にしたカーボンクレジットをやり取りするためのオンラインプラットフォーム「CIBO Impact」が立ち上げられた
・米国では64%が環境再生型農業を行っており、その主体的な取り組みを後押しする仕組みとして期待される
SDGs
・土地固有の自然や文化を伝え、その価値を広く理解してもらうエコツーリズムが盛んなコスタリカでは、観光客が自身の旅行に伴って排出されるCO2を相殺(オフセット)できるオプションを世界で初めて用意した
・国内の組織である国家資金調達林業基金(FONAFIFO)によるプログラムでは、観光客がオフセットを選んだ場合追加で料金を徴収し、FONAFIFOが植林など自然保護活動を行う
・旅行者自身が環境を消費するのではなく保全に参加することで、彼ら自身の観光体験の質を高めることになるプログラムとなる
SDGs
・米国五大湖での2019~2020年の結氷率は19.5%で、平年値の54%を大きく下回る結果となった
・五大湖の一つスペリオル湖では1857年から結氷の始まりと終わりを記録しているが、全体として産業革命後の温暖化の傾向がはっきりと見て取れる
・五大湖の湖畔では冬季の氷上釣りに訪れる観光客を相手にした仕事があり、地元の雇用にも大きな影響を及ぼす可能性がある。
SDGs
・山中の未舗装道を走るスポーツであるトレイルランのコースが、近年の豪雨被害の影響でコンディションが悪くなっている
・豪雨と強風で倒木が増えたこと、また土が水を含み崩れやすくなっていることから、走れなくなる場所も出てきている
・イノシシの餌が少なくなったことでトレイルに出現する頻度も増えるなど、特に信越五岳地域では影響が顕著になっている
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・避暑地としてかつて賑わいを見せていたチリのアクレオ胡が、2011年以降急速に消滅した
・気候変動が要因の一つとされ、チリ中部で1980年代に平均350ミリあった年間降水量が、2018年までに半減したことが影響したと考えられる
・湖畔の開発と農業も負担になっており、主にアボカド栽培のためのかんがい用水としての乱用が大きな要因になったとされる
SDGs
・地表面の85%を氷で覆われているグリーンランドでは、冬になると犬ぞりでアザラシやクジラを狩りに行く
・しかし近年は氷の状態が変わり、そりで滑れるほど氷が厚くなる時期はどんどん短くなっているほか、安全に引ける場所が頻繁に変わるようになった
・伝統の犬ぞり量に影を落とすようになり、コペンハーゲンとグリーンランドの大学が実施した調査では67%の人が気候変動による犬ぞりへの悪影響を認識している結果が示された
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・アラスカ州西部のスワード半島はシロハヤブサの南限であり、局地的にシロハヤブサが減少している
・春の嵐によりヒナの巣立ちが難しくなっていることやツンドラに育ち始めた低木が隠れ家になっていることなどが判明
・アラスカ州西部、最南端のシロハヤブサが気候変動のバロメーターともなりうる状況となっている
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・スコットランドのブルワリーであるBrewDog(ブリュー・ドッグ)が、スコットランドの南西部にある2050エーカーの牧草地と泥炭地を購入し、広大な森に変えるプロジェクトを発表
・企業として「カーボンネガティブ(排出するCO2よりも、除去するCO2が多い状態)」になることを目的に取り組む
SDGs
・気候変動による干ばつの発生を一因として、お茶の価格が急上昇している
・お茶を育てられる気温条件は限られていて、特定の地域しか育てることができない
・供給が不安定になり、今後も生産が影響を受ける可能性がある
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