SDGs
・かつては冬になると低水温のため死んでいた南方種の幼魚(死滅回遊魚)が、冬を越して生存する例が出ている
・伊豆沿岸で、2度の冬を生き延び、南方でしか見られないはずの姿になっている「アザハタ」という種を発見した
・ほかにも越冬した南方種がみられ、「まるで南国にいるよう」な景色が海中で広がっている
14 海の豊かさを守ろう
全85件
SDGs
・かつては冬になると低水温のため死んでいた南方種の幼魚(死滅回遊魚)が、冬を越して生存する例が出ている
・伊豆沿岸で、2度の冬を生き延び、南方でしか見られないはずの姿になっている「アザハタ」という種を発見した
・ほかにも越冬した南方種がみられ、「まるで南国にいるよう」な景色が海中で広がっている
SDGs
・サンゴの幼生は受精卵から産まれたあと海流で漂流し、海底に付着することで定住先を広げることができる
・温暖化による水温上昇の影響で、受精卵から陽性になって海底に定着するまでの期間が最大で2日間短くなることが確認された
・このことはサンゴの生息域の縮小につながる恐れがあり、白化が起きたサンゴを回復させる機能が弱まることが懸念されている
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・石垣島と西表島の間にある「石西礁湖」で、大規模な白化現象に関する調査を環境省が行った
・調査の結果、対象とした35箇所の9割近くのサンゴが白化しており、約3割は完全白化か死滅していることが明らかになった
・サンゴ礁で稚魚時代を過ごす魚に限らず、様々な海の生物の生態に影響を与えるため、漁業関係者に不安が広がっている
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・温暖化で生息域が変わったことによる異種交配を原因の一つとして、有毒部位が不明な「雑種フグ」が増えている
・種類が不明のフグは調理者や市場が排除しているが、見た目が従来種と酷似しているものも見つかっている
・関係者からは、「食中毒などの事故が起きかねない」として国や自治体に対応を求める声が上がっている
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・全長25センチほどのコオバシギが、近年気候変動により小型化が進んでいる
・越冬地に渡っても、体の大きな個体のように二枚貝やイガイを捕るのが難しい
・やむをえず、海草をこれまでより多く食べるようになっている
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・カゲロウの成虫の羽化までの期間が早くなっている可能性が明らかになった
・5年間の研究で、モンカゲロウの1種が幼虫として水中で暮らす期間が、半減している
・水温上昇が代謝を加速させて急成長を引き起こしたのではないかと研究者は推測
発表 2020年12月25日
出典 朝日新聞デジタル
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・漁師は不漁によりの収入が安定せず苦境に立たされている
・日本の漁獲量は、ピークだった1984年の年1282万トンから現在はほぼ3分の1に減っている
・温暖化や海の汚染、食生活の変化といった要因もあるが、乱獲の影響が大きいと考えられている
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・今のペースで温暖化が進むと、青やエメラルドグリーン色の海はもっと濃い色になる
・学術誌『Nature Communications』に発表された論文が示す
・海水温が上昇し続けることで、季節によらず宇宙から見える海の色が現在と違うものに固定されてしまう
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・北方のツンドラ地帯で雪が溶けるとホッキョクギツネの生態に悪影響が及ぶ可能性がある
・温暖化が進めば競合する地域がさらに北へ広がることになる。
・ホッキョクギツネが捕食するレミングのような小型の齧歯類(げっしるい)も冬期の拠り所を失いつつある
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・海洋管理協議会が持続可能ではない漁業がまだ多くあるために世界で失われたタンパク源は、年間7,200万人分に上ると発表
・世界の人口が増加するにつれ、貴重な天然水産資源への漁獲圧力が高まり、世界の水産物消費量は、この30年間で122%も増えている
・水産資源の3分の1以上が持続可能な限界を超えたレベルで漁獲されており、この傾向は徐々に悪化している
・漁業がより適切に管理されていれば、年間漁獲量はこれまでより少なくとも1,600万トン多くなり、急激な増加を続ける世界人口の食糧供給に役立つとしている
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