日程:9月8日(火)、9日(水)、10日(木)
場所:沖縄県恩納村

 

テーマ:生態系の基盤である珊瑚礁の再生をデザインする
沖縄県恩納村を舞台に、珊瑚礁の再生をテーマに探究する2泊3日のプログラムです。自然ガイドによるレクチャーでサンゴの基礎を学び、保全活動の現場で育てられた苗床の視察と実際のサンゴ礁でのシュノーケリングを通じて、生きた海を全身で体感します。さらに国際的な研究機関でサンゴ科学の最前線に触れ、「なぜサンゴは今、危機に瀕しているのか」を多角的に理解します。その問いをもとに、AIも活用しながらサンゴ礁再生のプロジェクトをデザインしていきます。

地域:沖縄県恩納村について
沖縄本島中部の西海岸に位置する恩納村は、エメラルドブルーの東シナ海と豊かなサンゴ礁に抱かれた、日本屈指のリゾート地です。隆起サンゴの断崖が広がる万座毛、神秘的な光に包まれる青の洞窟、224種ものサンゴが息づく海は、多くの生命を支える豊かな生態系を誇ります。一方で、海水温の上昇による白化現象やオニヒトデの大量発生により、サンゴ礁は深刻な危機に直面。村は2018年に「サンゴの村宣言」を掲げ、再生への挑戦を続けています。

 

■ スケジュール(予定)

1日目|9月8日(火)「サンゴの村の取り組みを知る」

12:00 那覇空港集合・恩納村へ移動
14:00 オリエンテーション
15:30 【トーク】恩納村役場 「サンゴの村宣言プロジェクト」

16:30 移動・チェックイン
17:00 部屋ごとにご夕食づくり・夕食・片付け

19:30 【ワーク】
21:00 終了・就寝準備

 

2日目|9月9日(水) 「実際にサンゴを見て素晴らしさを知る」

 7:00 朝食・各自準備

 8:30 移動
 9:00 【体験】シュノーケリング(真栄田岬)

12:30 昼食

14:00 【トーク】土屋誠氏講義(琉球大学 名誉教授)
15:00 【トーク】山城正已氏(一般社団法人サンゴ保全協会 代表理事)

16:30 移動
17:00 夕食
19:00 宿へ移動

19:20 【ワーク】
21:00 終了・就寝準備

 

3日目|9月10日(木)「サンゴの回復可能性を考え提案する」

 7:30 朝食・チェックアウト準備

 8:30 【ワーク】中間発表

10:30 チェックアウト・移動

11:00 【ワーク】

12:00 昼食

13:00 最終プレゼンテーション
14:00 振り返り
15:00 解散・空港へ移動

 

■ 講師・運営メンバー

【沖縄県恩納村担当】

西貝 瑶子 / issue+design 広報PR・コーディネーター

沖縄県うるま市島しょ地域在住。2025年にissue+designに参画し、主に広報を担当する。新卒で上場企業に入社し4年勤務。学生時代からまちづくりに携わり、地方や自然に根差したコミュニティー型の暮らしに関心があったことから東京の暮らしに違和感を持ち2020年に沖縄へ移住。うるま市の地域づくりに従事した後、フリーランスへ。源とつながり自分を生きるをテーマに活動中。海が大好きで休日はビーチでのんびり、シュノーケリング、サーフィンなど。

 

【運営メンバー】

筧 裕介/issue+design 代表 

一橋大学社会学部卒業。 東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。 慶應義塾大学大学院特任教授。 2008年ソーシャルデザインプロジェクトissue+ design を設立。以降、社会課題解決のためのデザイン領域の研究、 実践に取り組む。カンヌライオンズ(仏)、D&AD(英)、グッドデザイン賞BEST100他、国内外の受賞多数著書に『地域を変えるデザイン』、『 ソーシャルデザイン実践ガイド』、『人口減少×デザイン』、『 持続可能な地域のつくりかた』『認知症世界の歩き方』など。

 

澤田直子 / issue+design 理事・ディレクター
千葉県我孫子市在住。2023年よりissue+designに参画し、「発達障害」「不登校」「脱炭素まちづくり」などのプロジェクトに携わる。子どもの頃に親しんだ茨城の地元の海、子育てで満喫した千葉の海と、海はいつも私の暮らしのそばにあった。2024年にスタートした「海のデザインスクール」では、海をめぐる社会課題に学生たちとともに向き合ううちに、海そのものの魅力だけでなく、海がご縁でつながる人たちの豊かさにもすっかりハマっている。

 

大松 友美 / 海と美容をつなぐネイリスト・ダイビングガイド
バックひとつで石垣島に移住して22年。現役のダイビングガイドとして海を案内する傍ら、ネイリストとしても活動。海で働く中で、水に浸した爪がボロボロになった経験からネイル業界に関心を持ち、ネイリストの道へ。ネイリスト歴は15年。海で見た魚やサンゴの色彩を美容の世界に表現する独自のスタイルで活動している。
また、沖縄の植物「月桃」を使った月桃バームや、サンゴに優しい日焼け止めなど、海と人の暮らしをつなぐ商品もプロデュース。これらの商品は石垣市のふるさと納税返礼品にも選ばれている。
島嫁として、夫が運営するSUP・シュノーケル・観光ツアーにも携わりながら、海と人をつなぐ活動を続けている。世界マリンダイビングフォトコンテスト優秀賞を受賞。

 

■ 現地サポーター

當山 真由美氏 / 一般社団法人サンゴ保全協会 事務局

琉球大学大学院卒業後、沖縄県内の建設コンサルタント会社に入社し、都市計画分野を中心に沖縄県内の自治体の行政計画策定業務を多数手がける。沖縄県サンゴ礁保全地域モデル事業(2017年度~2021年度)(沖縄県事業)で、恩納村担当コーディネーターとして住民等を対象としたサンゴ保全に関する普及啓発活動の企画・立案等を行う。令和7年度には、景観まちづくり活動の支援を行っている「沖縄らしい風景づくり人材育成事業」(沖縄県事業)が都市景観賞「景観まちづくり活動・教育部門」で審査員特別賞を受賞した。現在、一般社団法人サンゴ保全協会の事務局を預かる他、(株)ユーエスディーラボの代表取締役を務める。

■ 現地講師

山城 正已氏 / 一般社団法人サンゴ保全協会 代表理事

沖縄県那覇出身。1999年に恩納村漁業協同組合に加入し、漁師として活動するとともに、ダイビングショップの経営を行うほか、恩納村の海と長年関わる中でサンゴの植え付けや養殖に取り組んでいる。2014年~2020年まで恩納村漁業協同組合の代表理事組合長を務めた。その当時、「サンゴの破壊は地域漁業にとっては死活問題」と感じ、1年で1000本、10年で1万本のサンゴの植え付けを実施し、その実績等が2018年 7月21日の 恩納村『サンゴの村』宣言につながる。現在は、一般社団法人サンゴ保全協会を立ち上げ、主に琉球列島で漁業者を中心としたサンゴ養殖技術の移転を行う等、サンゴ保全活動を行っている。

 

土屋 誠氏 / 琉球大学 名誉教授

1948年愛知県生まれ。琉球大学名誉教授。理学博士。1976年東北大学大学院理学研究科を修了後、東北大学助手、琉球大学教授を経て、2014年に退職。この間、琉球大学理学部長、日本サンゴ礁学会会長、奄美大島・徳之島・沖縄島北部及び西表島世界自然遺産科学委員会委員長などを歴任。専門は生態学。主要編著書に「きずなの生態学(東海大学出版部)」「サンゴしょうのおとぎ話(編集工房 東洋企画)」「Paradise of Nature (Palau International Coral Reef Center)」などがある。

 

饒波 武周氏 / 恩納村役場 企画課企画係

沖縄県恩納村出身。2023年に企画課に配属され、2018年に宣言された「サンゴの村宣言」とSDGsの普及啓発を担当。サンゴの村宣言を中心とした、恩納村の環境、経済、社会の相乗効果について取り組みを紹介します。

 

桐野 龍氏 / 恩納村役場 農林水産課農政係

静岡県出身、49歳。恩納村赤土協議会で農業環境コーディネーターを8年勤め現職になる。負担の少ない楽しい環境保活動を提案していきたい。

 

==========応募〆切【2026年6月30日(火)】==========