
日程:2026年8月24日(月)、25日(火)、26(水)
場所:千葉県いすみ市
テーマ:魚食文化を未来へリデザインする
千葉県いすみ市を舞台に、「魚食」をテーマに海と食卓の関係を見つめ直す2泊3日のプログラムです。漁業や加工の現場、スーパーでの観察、陸上養殖、料理人や実践者との対話を通して、魚が「商品」として届くまでの背景にある自然・流通・文化の構造を身体で学びます。そこで生まれた問いをもとに、魚食を“消費”から“関係”へと捉え直し、魚食文化をリデザインしていきます。

地域:いすみ市について
千葉県房総半島の太平洋沿いに位置し、海と自然に恵まれた地域。いすみ市は、伊勢えびや地魚が豊富な漁業の町で、内陸には里山や田園が広がり、米や野菜、自然農法によるハーブや果物など、多様な農業も営まれています。同じ九十九里浜の南端に位置する一宮町は、全国・海外からサーフィンの名所として知られ、海辺のライフスタイルが日常の風景として見られます。カフェやサーフショップなどが点在するカルチャーも形成されています。都市近郊ながら、海とともにある豊かな暮らしが広がるエリアです。
■ スケジュール(予定)
1日目|8月24日(月)「魚食のいまを知る」
10:30 大原駅 集合
10:45 オリエンテーション
11:00 【トーク・体験】有限会社アルファ 干物作り
12:30 宿泊先へ移動|昼食・グループ対話
14:00 【見学】スーパーマーケット
15:30 【トークセッション】小林大樹氏(小林水産 代表)× 山口高幸氏(いすみ市役所)
17:30 夕食準備
18:00 夕食|いすみの魚を食べる
19:30 【ワーク】魚食をめぐる問い(issue)を立てる
21:30 終了
2日目|8月25日(火)「魚食の可能性を探る」
7:30 朝食
9:00 【トーク】木村藍氏(五氣里 シェフ)
10:00 【ワーク】問い(issue)から魚食の未来を構想する
12:00 昼食|魚料理にチャレンジ
14:00 【ワーク】問い(issue)から魚食の未来を構想する
16:30 【トーク・見学】アワビの陸上養殖について(A’culture)
18:00 夕食
20:00 終了
3日目|8月26日(水)「魚食をリデザインする」
6:30 散歩
7:30 朝食・宿泊所チェックアウト|岬公民館へ移動
9:00 【ワーク】魚食をリデザインする
12:00 昼食
13:30 【全体共有】発表会
14:30 リフレクション
16:30 解散
■ 講師・運営メンバー
【千葉県いすみ市担当】

柏田 あさみ / issue+design ディレクター
千葉県生まれ、千葉県育ち。海は遠く、手賀沼の近くに住んでいる。2024年10月よりissue+designに参画し、「認知症世界の歩き方」「うみごme」などのプロジェクトに携わる。
地域では、学校などと連携しながら、体験や対話を通して、「自分の選択と社会のつながり」を考える場づくりを実施。また、地元野菜を扱う八百屋でも働いており、日々の食の選択が環境や社会とつながっていることを実感している。“美味しく食べること”を大切にしながら、その先にある人や自然とのつながりを感じながら過ごしている。
【運営メンバー】

筧 裕介/issue+design 代表
一橋大学社会学部卒業。 東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。 慶應義塾大学大学院特任教授。 2008年ソーシャルデザインプロジェクトissue+ design を設立。以降、社会課題解決のためのデザイン領域の研究、 実践に取り組む。カンヌライオンズ(仏)、D&AD(英)、グッドデザイン賞BEST100他、国内外の受賞多数著書に『地域を変えるデザイン』、『 ソーシャルデザイン実践ガイド』、『人口減少×デザイン』、『 持続可能な地域のつくりかた』『認知症世界の歩き方』など。

澤田 直子 / issue+design 理事・ディレクター
千葉県我孫子市在住。2023年よりissue+designに参画し、「発達障害」「不登校」「脱炭素まちづくり」などのプロジェクトに携わる。子どもの頃に親しんだ茨城の地元の海、子育てで満喫した千葉の海と、海はいつも私の暮らしのそばにあった。2024年にスタートした「海のデザインスクール」では、海をめぐる社会課題に学生たちとともに向き合ううちに、海そのものの魅力だけでなく、海がご縁でつながる人たちの豊かさにもすっかりハマっている。
■ 現地サポーター

山口 高幸氏
1979年生まれ、千葉県いすみ市出身。千葉県立大原高校卒。漁師一家で育ち、少年期からイセエビ漁や網起こしを担い海の現場を体得。いすみ市役所勤務25年で税務・建設・観光・水産を歴任し、漁業DXや産品ブランド化、地魚と地元食材による美食のまちづくりを推進、大原漁港朝市も立ち上げた。現在は企画政策課・企業誘致・魅力づくり室班長としてふるさと納税、洋上風力、移住促進、企業誘致を統括しブルーエコノミーを実装。行政手続と現場感覚を両輪に、一次産業と地域を結ぶ調整力が強み。地域資源を生かした循環モデル構築に邁進。
■ 現地講師

小林 大樹氏 / 小林水産 代表
千葉県いすみ市で魚屋を営む。鴨川の定置網を中心に、厳選した魚を仕入れ、熟成や加工の工夫によって魚のおいしさを引き出している。また、地元の漁師と協力しながら未利用魚の活用にも力を入れ、地域の海の恵みを無駄なく生かす取り組みを実践。魚を通して、海と暮らしのつながりや地域の魅力を伝えている。

木村 藍氏 / 五氣里 シェフ
千葉県いすみ市出身、東京女子大卒。金融業界を経験後、「ル・コルドンブルー東京校」で料理を学ぶ。「ランス・ヤナギダテ」「ラール・エ・ラ・マニエール」「ゴードン・ラムゼイ at コンラッド東京」等、数々の名店で修業し、2012年「シュヴァル・ドゥ・ヒョータン」を開業。2022年いすみ大使に就任。2023年農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブロンズ賞受賞。2024年より「五氣里」シェフとして地元いすみ市の魅力を引き出す料理を提供している。
==========応募〆切【2026年6月30日(火)】==========