【環境SDGs・脱炭素まちづくりファシリテーター養成講座in群馬】第1回養成講座を実施!@群馬県庁

【環境SDGs・脱炭素まちづくりファシリテーター養成講座in群馬】第1回養成講座を実施!@群馬県庁

はじめに

8月9日(火)、群馬県庁32階 NETSUGENで「環境SDGs・脱炭素まちづくりファシリテーター養成講座 in 群馬」第1回の養成講座を実施しました!

この養成講座は、気候危機に伴う様々な地域課題の解決を先導する人材を育成する教育プログラム「脱炭素まちづくりカレッジ」を、群馬県内の企業・活動家・学生を対象に行う事業です。

自然災害、食糧危機、熱中症といった様々な課題に取り組まなければならない「気候変動時代」を迎える中、その進行を食い止めるための取り組みを市民主導でつくるために、イシュープラスデザインが重点的に取り組むプロジェクトです。

本事業は群馬県庁環境政策課様との協働で実施しており、以下県内の多くの企業様、活動家・学生の方のご参加を頂いています。

【研修参加者(敬称略)】
01 ダイヤモンドペガサス
02 群馬クレインサンダーズ
03 ザスパクサツ群馬
04 群馬銀行グリーンウイングス
05 太陽誘電ソルフィーユ
06 ビックカメラ高崎ビークイーン
07 (株)エフエム群馬 内藤聡
08 SDGs芸人 アンカンミンカン富所哲平
09 パックンマックン 吉田眞(マックン)
10 あかぎ団
11 NPO法人グレート群馬ネットワーク
12 アサヒ飲料(株)関東支社
13 (株)良品計画群馬事業部
14 群馬県こどもエコクラブ イオンスタイル高崎 イオンチアーズクラブ
15 群馬県こどもエコクラブ 太田イオンチアーズクラブ
16 共愛学園前橋国際大学生
17 群馬県温暖化防止活動推進員
18~20 群馬県環境アドバイザー

 

全4回の養成講座を通して県内に脱炭素まちづくりファシリテータを養成し、主に各地域の住民向けに

1. 気候危機の基礎知識の伝達(BASIC)
2. 脱炭素をテーマとしたまちづくり体験ゲーム(PLAY!)
3. 地域における脱炭素に向けた取り組みの構想(DESIGN)

が実施できる知識・技術・考え方の習得を目指します。

今回はその第1回目(DAY 1)で、対面・オンラインで参加した約20名にとって初めての顔合わせとなりました。

DAY 1:環境SDGs & 脱炭素まちづくり BASIC(8月)
DAY 2:脱炭素まちづくり PLAY! 体験 & 説明練習(9月)
DAY 3:脱炭素まちづくり PLAY! 運用練習(9月)
DAY 4:脱炭素まちづくり DESIGN 体験(10月)

会場となったNETSUGENの様子

 

DAY 1前半の様子

本事業を担当するissue+designスタッフは、森・藤田・大野の3名です。
まず行ったのは、参加者同士の自己紹介。県内各地の企業様、環境活動アドバイザー、学生さんが一堂に会する場となり、開始前から交流が始まる様子が見られるなど、これから始まるプログラムの盛り上がりを予感させました。

開始前から活発な交流が

 

その次は、issue+design森による環境SDGs&気候変動に関する基礎知識の講義。気温が上昇するメカニズム、それに伴って起こる様々な問題、市民の創造力を掛け合わせることでそれを解決に導くアプローチなど、「脱炭素まちづくり」を行う上で極めて重要な基礎知識をお伝えしました。

講義の合間にはグループ内で気づき・学びをシェアする時間を設け、オンラインの参加者も含めとても活発に、時間が足りなくなるくらいの盛り上がりを見せました。

 

DAY 1後半の様子

後半ではBASICの実施に向けて、学んだ知識や考え方を他の参加者に向けて講義する演習を行いました。

2人一組でペアになり、説明する人と聞く人に分かれてもらい、課題同士の相互依存というSDGsの本質、気候変動のメカニズムと課題、解決に向けた考え方等の分かりやすい説明に挑戦していただき、学んだばかりの内容を伝える難しさに向き合いながら、熱意をもって取り組む様子が非常に印象的でした。

 

終わりに

演習後は本日のまとめとして、学びを振り返り、次回につなげるチェックアウトの時間です。約3時間の長丁場でしたが、新たな気づきや学びを口にする参加者の声が各チームから聞かれ、充実の初回となりました。

特に、課題同士のつながりというSDGsの本質、その構造を可視化するイシューマップの可能性、分断に「対話」という橋を架けるアプローチに新鮮さを感じたという声が多く、この日から始まった4回のプログラムの盛り上がりを改めて予感させる時間となりました。

また当日の様子は上毛新聞社様に取材をしていただいております。群馬県で脱炭素まちづくりファシリテータを養成する取り組みは、まだ始まったばかり。ここで生まれた熱を次につなげ、現実の変化につなげていくためには、ここからが大切です。

次回9月12日は、脱炭素まちづくり体験ゲーム「PLAY!」を体験し、その運営方法を学んでいきます。次回のレポートも、お楽しみに!

文:大野友

次回を、お楽しみに!