SDGs未来都市連携事業研修 @ 鳥取県日南町・智頭町

SDGs未来都市連携事業研修 @ 鳥取県日南町・智頭町

SDGs未来都市である日南町と智頭町

鳥取県内でのSDGs推進のトップランナーでもある両町は令和元年度のSDGs未来都市選定後、毎年連携事業として交流研修を実施していらっしゃいます。
今回、令和4年度連携事業研修の報告会、第2部として脱炭素まちづくりカレッジの開催をご依頼いただきました。

 

脱炭素まちづくりPlay!体験

今回ご参加いただいた方はほぼ全員がビジネスゲーム初体験。
1ターン目は戸惑いながらのスタートとなりました。そんな中でも小さな対話が生まれ、ターンを重ねるごとに少しずつ排出量が削減していきました。
ただ、ゲームに熱中するあまり逆に排出量を増やしてしまうプロジェクトを実施してしまうことも・・・。
最終結果は全体排出量79で、残念ながら目標の50は達成しませんでした。
今回の振り返りは自分が実施したプロジェクトカードを見ながらの振り返りを行いました。効果的に排出量を削減できたプロジェクトや良かれと思って実施したトラッププロジェクトなどを見ながらゲーム中の自分自身の行動を振り返っていただきました。

 

ワークショップ「マイCO2シミュレーター」

ゲーム体験の後はマイCO2シミュレーターを活用した自身の排出量の見える化です。同年代でも、通勤距離や趣味、家族構成に応じて数値も人それぞれ。自身の排出量を可視化し、他者との違いを比較することで日々の暮らしへの気づきを得てもらいました。最後に、それぞれができる小さくても具体的な行動を発表していただき、脱炭素まちづくりカレッジの終了となりました。

 

終わりに

今回、脱炭素まちづくりカレッジの開催だけでなく、連携事業研修報告会から参加させていただきました。若い職員同士の交流事業では、それぞれのまちの課題を強みに変えた「ヒト・モノ・コト」を体感されたことを報告していらっしゃいました。
自分自身の肌で感じた学びや住民の方との対話で得た気づきを今後行政としてどのように落とし込んでいかれるか非常に楽しみに思いました。
気候危機・脱炭素も「なんだか難しそう」と知ろうとしないのでは世界は何も変わりません。まずは日本全国で開催される脱炭素まちづくりカレッジに参加し、学びや気づきを得るところから始めてみませんか?

 

ファシリテーター紹介

洋谷友子(なだたに ゆうこ)

「楽しみながら学ぶ」をコンセプトに所属企業内を中心として体験会を実施しています。2022年2月より鳥取県より「とっとりSDGs伝道師」を拝命し、SDGsに関する講演やワークショップの派遣要請にも応じています。

 

開催概要

日 時|2023年2月2日(木)15:10〜17:30
会 場|日南町役場 交流ホール
人 数|10名
内 容|
1. 導入:気候危機・脱炭素の基本知識
2. ゲームプレイ:カードゲーム型プログラム「脱炭素まちづくりPLAY!」による脱炭素まちづくりシミュレーション
3. ワークショップ:「マイCO2シミュレーター」を活用した個人の排出量可視化と対話
4. 講義:未来に向けたまとめの講義
依 頼|日南町