はたらきはぐくむ

知恵

「育児中にしか出来ない働き方」を
創る。子どもと一緒に社会とつながろう!
「育児中にしか出来ない働き方」
を創る。子どもと一緒に
社会とつながろう!

[ 知恵をひらめいた人 ]

ママの働き方応援隊
群馬前橋校 代表
星野 由美さん

『ママの働き方応援隊』は、“育児中の母親が、子どもと一緒に仕事をすることで、社会とつながり成長する場”を創る団体です。“育児中の母親にしか出来ない仕事”を創出し、自分らしい仕事の在り方と育児を両立させています。
主な仕事内容の一つが「赤ちゃん先生プロジェクト」です。3歳までの乳幼児を連れたママが、わが子と一緒に講師として授業を行います。訪問先は、教育機関や高齢者施設、婚活イベントや企業研修など多岐に渡ります。

教育機関では、生徒が赤ちゃんを見るや「かわいい!」と近付いて来て、ママ講師の話を真剣に聞いてくれます。実際に子どもたちが赤ちゃんをあやし育児体験をすることで、自身も大切に育てられたことを感じ、命の大切さや育ててくれた周囲の方々への感謝の気持ちを持つきっかけを作っています。

私自身、結婚・出産を機に退職し、家事や育児に専念していました。子どもはかわいく幸せを感じる一方で、社会と切り離されたような孤独を感じ「育児は仕事よりも過酷で辛い」と自信をなくしていた時期もありました。そんな時、近所の児童館でママサークルに入り、そこでいきいきと自主的に活動しているママたちの姿から、「子どもだけではなく、母親自身も楽しんでもいいんだ!」いうことを感じ育児がとても楽になりました。ママたちには「育児中」ということを活かし、子どもと一緒に社会とつながり、色々な事にチャレンジしてもらいたいと思います。

星野 由美さん

中3と小3男児の母。17年前、結婚を機に仕事を退職し、神奈川県から群馬県前橋市に嫁ぐ。初めての育児に悪戦苦闘し、子育てが上手くいかないのは自分の能力がないからだ、と自己肯定感が下がる。そんな中、児童館のボランティアサークル活動に参加し、母親の活躍の場や相互支援のコミュニティの重要性を実感!3年前に【NPO法人ママの働き方応援隊】を知り、命の大切さを伝え、育児中の母親支援活動、地域活動に取り組む。

場所:イベントによって開催場所が異なります。
問い合わせ先:gunma-maebashi@mamahata.net(星野)
活動時間:イベントによって開催時間が異なります。
HP:https://www.mamahata.net/


ライター

星野 由美

Yumi Hashino

市民ライター