導入(開催背景)
今回は、いちかわドローダウン勉強会を中心とする市川在住の市民活動をする方々を参加者とした開催でした。
1月15日に船橋市で一般開催した際の参加者の方からの依頼での開催で、普段いろいろな活動をしている参加者が一体となり、市川での脱炭素に向けた第一歩を話し合う場とすることを目的に、事前打ち合わせを複数回経て開催しました。
ゲームの様子
ゲームの序盤は皆さんプロジェクトカードをよく読みつつ、話し合ったりしてあまりプロジェクトの実行は多くなく、ゆっくりとした始まりでしたが、ターンが進み、スペシャルプロジェクトが出て実行し始めると、多くのプロジェクトが実行されていきました。
ただ、その中でもトラッププロジェクトの実行があったりと、悲喜こもごものなか、削減に向けて皆さん取り組んでいました。
結果は排出量71と50%削減とはなりませんでしたが、お金の使い道、どのプロジェクトが削減となるのか、コミュニティの成熟度を上げるのかなど、考えさせられるゲームだと満足頂いていたようでした。
振り返りの様子
削減効果が大きいと思われるものは費用も協力も必要なので、小さなことからコミュニティを広げる大切さを改めて感じたというお話が出ました。
また、実際に市川を脱炭素のまちにしていくにはどういうことをやっていきたいかという問いではコミュニティ形成の話が出ており、ゲームでの体感から現実への行動へと、参加者の皆さまの一歩を考える機会になったのではないかと思っています。
終わりに(ファシリテーターとしての感想)
当日も当日までも多くの方に助けられ、サポートをして頂き、さらにもともとのゲームの作りの良さを実感した開催でした。
参加者が予め脱炭素について知識のある方向け、また参加者同士顔見知りの方が多い開催ということから、自己紹介の部分や最初の脱炭素の知識の部分、振り返りの部分など、依頼者含めて関係者と打ち合わせを複数回設けるという私にとって初めての機会となりましたが、いろいろと勉強となりました。
また、参加者から別団体での開催の打診もあり、さらなる広がりを感じ、楽しみです。
ファシリテーター紹介
加藤 崇臣
プロフィール
船橋市役所職員 社外活動として市民団体「ふなボノ」に所属。
開催概要
日時:令和5年5月21日(日)14:00~17:10
会場:市川公民館 視聴覚室
定員:11名
内容:「脱炭素まちづくりPlay!」カードゲーム+振り返り(学びの共有、参加者が協働して進められる次の一歩の模索)
主催:いちかわドローダウン勉強会
共催:ふなボノ
運営:ふなボノ+サブファシリテーター白鳥果林さん