issue+design

社会の課題に、市民の創造力を。

      地中美術館 写真:藤塚光政 / ジョージ・リッキー『 フォー・ラインズ 』写真:山本糾 / 草間彌生 『 南瓜 』 写真:安斎重男 / 李禹煥美術館 写真:山本糾 /

      第1回テーマ 消える・変わる・生まれる。コミュニティの未来

      こんなにも未来を見通せない時代、変化が激しく一寸先は闇の時代、
      今までの価値観やビジネスモデルが一瞬にして崩壊する時代に生きることになるなんて、
      誰も想像していなかったのではないでしょうか。

      未来を見通せない、それは怖いことのようにも感じられます。
      しかし、それと同時にワクワクする気持ちも湧き上がってきます。
      見えないのであれば、自分たちで描けばよいのです。創れば良いのです。

      真っ白なキャンパスの上に、自分たちが実現したい「持続可能な未来」を描き、実現するためのプログラム、それがSDGs de 未来構想です。

      皆さんとともに描きたいテーマは、未来の「コミュニティ」
      人間と空間、大都市と地域、孫と祖父母、会社員と会社、障害者と地域……
      新型コロナウィルスの感染拡大は、私たちを取り巻く「関係項」を激変させました。

      瀬戸内の離島・直島を舞台に、アートと地球の恩恵を存分に受け、
      この時代の「コミュニティ」の本質を問い直しましょう。
      その先にある未来の「コミュニティ」の姿をともに描きましょう。
      未来の実現に向けて、ともに動き出しましょう。

      参加することで得られるもの

      ・SDGsの視点に基づく「未来」を構想する方法論、思考スタイル
      ・仲間とともに描くコミュニティの未来像、アイデア
      ・多種多様なアート作品の鑑賞を通じたアート思考の体験
      ・SDGs de 未来構想 公認ファシリテーター資格(諸条件あり)

      こんな方におすすめです

      ・地域の計画づくり、ビジョンづくりに関わる行政職員やまちづくり人材
      ・社会課題の解決のために、起業したい、起業中の社会起業家
      ・SDGs視点での新規事業開発に取り組みたい企業の企画・開発系人材
      ・アート・デザインを生かした仕事をしたい、学びたい人

      ※アートに関する知識や経験は全く不要です。
      アートに関心があるものの、これまでに深い体験の機会がなかった方におすすめです。

      開催概要

      SDGs de 未来構想 ART CAMP in 直島

      開催日時と場所

      2020年11月19日(木)〜2020年11月20日(金)
      ベネッセアートサイト直島 (アクセス

      他、以下プログラムもご予定ください。

      事前オリエンテーション
      11月05日(木) 20:00-21:00@オンライン    
      * 欠席の方は、動画を視聴いただき、事前課題提出をお願いいたします
      →事前課題提出期限 11月13日(金)中

      公認ファシリテーター養成講座
      12月13日(日) 10:00-18:00@オンライン
      *希望者のみ、事後に実施いたします
        

      参加費用

      ◎一泊二日プラン(当日 11月19日 in 11月20日 out)

      参加費用内訳:
      旅行代金(A)      ¥133,800 
      旅行代金への給付額(B) ¥14,000
      地域共通クーポン     ¥6,000
      お支払実額面(A-B)   ¥119,800(税込)

      ◎二泊三日プラン(前日 11月18日 in 11月20日 out)
      前泊付の場合(前泊はお部屋代と、朝食のみのご予約となります)

      参加費用内訳:
      旅行代金(A)      ¥159,331
      旅行代金への給付額(B) ¥28,000
      地域共通クーポン     ¥12,000
      お支払実額面(A-B)   ¥131,331(税込)

      含まれるもの
      ◻︎期間中の宿泊費・食費・美術館鑑賞料金などプログラムにかかる経費

      含まれないもの
      ◻︎現地までの交通費
      ◻︎ドリンク等プログラムとは別に頼まれる飲食代

      *なお、「SDGs de 未来構想 ファシリテーター資格」取得希望者は12月に予定している追加講座(別途料金)がかかります

      その他

      ・宿泊地:香川県・直島
      ・食事のサービスの内容:夕食1回、昼食1回、朝食1回(前泊プランは朝食が1回増えます)
      ・最少催行人員:5名
      ・添乗員同行の有無:添乗員は同行しませんが担当スタッフが鑑賞のご案内をいたします
      ・取引条件の説明:別途お渡しする旅行条件書をご確認の上、お申込みください
       この募集広告は旅行業法第12条の4に定めた「取引条件説明書面」の一部です
      ・旅行企画・実施:香川県知事登録旅行業第2-241号
       株式会社直島文化村 香川県香川郡直島町364番地1(一社)全国旅行業協会正会員


      1.この旅行はGoToトラベル事業の支援対象です。
      2.旅行代金からGoToトラベル事業による給付金を引いた金額がお客様のお支払実額となります。
      当社が定める日以降出発の旅行に関しては、別途、旅行代金に応じた地域共通クーポンが付与されます。
      3.給付金の受領について:国からの給付金はお客様に対して支給されますが、当社およびGoToトラベル事務局は、給付金をお客様に代わって受領(代理受領)いたしますので、お客様は、旅行代金に対する給付金を差し引いた「お支払実額」をお支払いいただくことになります。なお、お取消しの際は、旅行代金を基準として所定の取消料を申し受けいたします。お客様は、当社およびGoToトラベル事務局による代理受領についてご了承のうえお申込み下さい。

      プログラム(案)

      本プログラムはissue+designが創業以来、日本各地の社会課題・地域課題解決のために用いてきた共創型発想の方法論をまとめた「SDGs de 未来構想プログラム」を用います。
      「SDGs de 未来構想プログラム」の詳細はこちらをご参照ください。

      | DAY 1 |

      12:30 集合
      13:00 オリエンテーション
      14:00 Module 1 地図を描く:
          コミュニティの課題地図を描き、課題の背後にある構造と関係性を理解する
      15:00 Module 2 問いを立てる:
          問題の根本と言うべき課題(イシュー)を見極め、問いを立てる
      16:00 artwork 1@李禹煥美術館
        「関係項」をテーマとした作品とともに、問題意識を深め本質的な問いにたどりつきます
      18:00 夕食
      19:30 Module 3 未来へ拡散する:
          未知の未来を知り、未来変化の仮説をつくり、実現したい未来の可能性を広げる
      20:30 artwork 2@ベネッセハウスミュージアム
          アーティストの深い思いに触れ、社会への提言を感じ、未来の可能性を広げます。

      | DAY 2 |

      08:00 朝食
      09:00 Module 3 続き
      10:00 Module 4 未来シナリオを描く:
          コミュニティの未来像を具体化し、その姿を言葉とビジュアルで表現する
      11:00 Artwork 3 地中美術館 / 家プロジェクト
      14:00 Module 4 続き
          Artwork 3を経て熟成・発酵した自分の思いをもとに、未来シナリオを完成させる
      15:00 プレゼンテーション
      16:00 終了

      (*詳細プログラムやタイムテーブルは、当日までに変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。)

      │宿泊場所│

      ベネッセハウス パーク 写真:鈴木研一

      ベネッセハウス パーク 客室 写真:渡邉修

      ベネッセハウス パーク(詳細はこちら

      瀬戸内の自然に囲まれたなだらかな場所に建つ、安藤建築には数少ない木造の施設です。
      客室のベランダからは緑の芝生に点在する屋外作品と瀬戸内海、その向こうには四国の山並みと青い空が広がります。

      ツインもしくはデラックスツインの部屋を一名一室利用予定です。
      *ご夫婦やご友人など二名一室で宿泊を希望される場合には、ツアー料金が異なります。
      ご希望の場合は、お電話(087-892-3246)にてお問い合わせください。

      ベネッセアートサイト直島

      瀬戸内海の風景の中、ひとつの場所に、時間をかけてアートをつくりあげていくこと―各島の自然や、地域固有の文化の中に、現代アートや建築を置くことで生まれた、どこにもない特別な場所を生み出していくことを基本方針に、直島、豊島、犬島を舞台に、株式会社ベネッセホールディングスと公益財団法人 福武財団が展開しているアート活動の総称です。
      各島に点在するアート作品との出合い、日本の原風景ともいえる瀬戸内の風景や地域の人々との触れ合いを通して、あなたの生き方、あなたが暮らす地域・日本・そして地球の未来に思いを馳せるための絶好の場所です。

      公式ページはこちらをご参照ください。

      写真:渡邉修

      ARTWORK SPOT ベネッセハウスミュージアム

      ベネッセハウス ミュージアムは、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として1992年に開館しました。瀬戸内海を望む高台に建ち、大きな開口部から島の自然を内部へと導き入れる構造の建物は、安藤忠雄の設計によるものです。 絵画、彫刻、写真、インスタレーションなどの収蔵作品の展示に加え、アーティストたちがその場所のために制作したサイトスペシフィック・ワークが恒久設置されています。アーティストたちは自ら場所を選び、作品を制作しています。作品は展示スペースにとどまらず、館内のいたるところに設置され、施設をとりまく海岸線や林の中にも点在しています。直島の自然に向き合った、または建築に触発された作品など、美術館の内外に点在するサイトスぺシフィック・ワークと合わせて、自然とアートと建築が融合する稀有な場をつくりだしています。

      左 写真:大林直治 / 草間彌生"南瓜" 写真:安斎重男

      ARTWORK SPOT 李禹煥美術館

      現在ヨーロッパを中心に活動している国際的評価の高いアーティスト・李禹煥と建築家・安藤忠雄のコラボレーションによる美術館です。
      半地下構造となる安藤忠雄設計の建物のなかには、李禹煥の70年代から現在に到るまでの絵画・彫刻が展示されており、安藤忠雄の建築と響きあい、空間に静謐さとダイナミズムを感じさせます。
      海と山に囲まれた谷間に、ひっそりと位置するこの美術館は、自然と建物と作品とが呼応しながら、モノにあふれる社会の中で、我々の原点を見つめ、静かに思索する時間を与えてくれます。

      李禹煥美術館 写真:山本糾

      ARTWORK SPOT 地中美術館

      地中美術館は「自然と人間を考える場所」として、2004年に設立されました。瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設され、館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が安藤忠雄設計の建物に恒久設置されています。地下でありながら自然光が降り注ぎ、一日を通して、また四季を通して作品や空間の表情が刻々と変わります。アーティストと建築家とが互いに構想をぶつけ合いながらつくり上げたこの美術館は、建物全体が巨大なサイトスペシフィック・ワークといえるでしょう

      地中美術館 写真:藤塚光政

      ARTWORK SPOT 家プロジェクト

      家プロジェクトは直島・本村地区において展開するアートプロジェクトです。「角屋」(1998年)に始まったこのプロジェクトは、現在、「角屋」「南寺」「きんざ」「護王神社」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」の7軒が公開されています。点在していた空き家などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、空間そのものをアーティストが作品化しています。地域に点在する作品は、現在も生活が営まれている本村を散策しながら鑑賞することになります。その過程では、場所の持つ時間の重なりやそこに暮らす人々の営みを感じることでしょう。生活圏の中で繰り広げられる来島者と住民との出会いにより、さまざまなエピソードを生み出しているのもこのプロジェクトの特徴です。都市と地方、若者とお年寄り、住む人と訪れる人とが交流していく中で生まれる新たなコミュニティの在り方を提起する契機になったこの有機的な取り組みは、日々変化しながら進化を続けています。

      左:家プロジェクト「角屋」宮島達男"Sea of Time ’98"写真:鈴木研一 右:家プロジェクト「はいしゃ」大竹伸朗"舌上夢/ボッコン覗"写真:鈴木研一

      アクセスとモデルプラン

      東京および関東以東、四国地方の方

      *本移動プランはあくまで参考です。実際の移動プランについては、ご自身のお住まい、ご予約タイミングで最新の情報を必ずチェックください。

      *前泊プランでお越しの方は、ご自身のご都合に合わせてお入りください。

      <11月19日(往路)>
      07:40発 羽田空港(JAL475便)
      08:55着 高松空港
      09:05発 高松空港(ことでんバス)
      09:45着 高松築港
      10:14発 高松港(フェリー)
      11:04着 宮浦港FT(直島)

      12:30☆ 講座開始になりますので、お昼を済ませて現地(ベネッセハウスミュージアム)集合ください

      <11月20日(復路)>
      16:00★ 現地(ベネッセハウスミュージアム)解散予定となります

      17:00発 宮浦港FT(高速船・四国汽船)
      18:00着 高松港
      18:12発 高松築港(ことでんバス)
      19:00着 高松空港
      19:35発 高松空港(ANA540便)
      20:55着 羽田空港

      *参考 直島マップ(MAP

      関西・中部・中国・九州地方の方

      *本移動プランはあくまで参考です。実際の移動プランについては、ご自身のお住まい、ご予約タイミングで最新の情報を必ずチェックください。

      *前泊プランでお越しの方は、ご自身のご都合に合わせてお入りください。

      <11月19日(木)往路>
      09:02発 新大阪 (のぞみ5号)
      09:46着 岡山
      09:54発 岡山(快速マリンライナー19号)
      10:09着 茶屋町
      10:13発 茶屋町(JR宇野線)
      10:37着 宇野
      11:00発 宇野港FT(フェリー)
      11:20着 宮浦港FT(直島)

      12:30☆ 講座開始になりますので、お昼を済ませて現地(ベネッセハウスミュージアム)集合ください

      <11月20日(金)復路>
      16:00★ 現地(ベネッセハウスミュージアム)解散予定となります

      17:35発 宮浦港FT(フェリー)
      17:55着 宇野港
      18:07発 宇野(JR宇野線)
      19:00着 岡山
      19:23発 岡山(のぞみ118号)
      20:07着 新大阪

      *参考 直島マップ(MAP

      申し込み

      *こちら定員に達しましたため、現在受付を終了しております。
      キャンセル待ちの希望など、お問い合わせはこちらまで

      未来構想公認ファシリテーター資格取得希望の方へ

      未来構想公認ファシリテーター資格取得希望の方へ

      下記Peatixイベントよりお申し込みください。

      https://sdgsdemirai201213.peatix.com

      なお、同ページは「SDGs de 未来構想ART CAMP@直島」にご参加の方向けの限定ページとなっているため、パスワードをかけて展開しております。

      パスワード 2020111920

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