こんにちは、デザイナーの栗崎です。
寒さが強まり、一気に冬感が増した12月。みなさま、あたたかくしてお過ごしくださいね。
vol.5では、世界遺産の富岡製糸場がある群馬県富岡市の持続可能な地域づくりをご紹介します。
市民協働による、まちづくりを推進している富岡市。その一環として、公民館単位で活動する地域まちづくり団体「地域づくり協議会」をサポートするため、若手職員を中心に市役所の様々な部署から集まった有志「地域づくり協議会応援隊」を組織し、協働を進めています。
応援隊はどんなことをしているのか?
数年前までは、誰にでもできるようなイベントスタッフのような立場にありました。そんな状況をみて、立ち上がったのが、富岡市の地域づくり課のみなさん!“これからの応援隊は、ファシリテーション技能(話し合いがスムーズに進むようにサポートする能力)を持ち、地域の求めに応じてチームを組んで派遣するプロボノ集団にならなければならない”と考えました。
そうして始まったのが、書籍「持続可能な地域のつくり方」をベースに設計した、このプロジェクトです。大きく分けて、ファシリテーション技術を学ぶ「ファシリテーター養成講座」と、実践となる地域での話し合いの場「円卓会議(座談会)」の2つで構成されています。
今年で4年目となるこのプロジェクトですが、これまで、
1年目:お試し期(研修3回、実践1回×1地域)
2年目:実践期(研修5回、実践3回×2地域)
3年目:拡大期(実践2回×8地域、研修2回)
4年目:自立期(研修2回)
と、このような設計で行ってきました。
研修ではissue+designでお馴染みの「地図を描く技術」や「問いを立てる技術」などを学び、研修を踏まえて、実際に地域の話し合いにファシリテーターとして参加。テーマごとに分かれ、地域で起こっている課題についての議論からビジョンやアクションづくりを行ってきました。
昨年度からは、応援隊に加えて、各公民館の館長・主事も研修や円卓会議に参加。一通り全地域で話し合いを終えた、その次のステップとして、今度は地域の中で話し合い(ワークショップ)の企画・運営までできるようになろうと、ベーシックなワークショップができるようになる「ワークショップ運営マニュアル」も作成し、それをもとに研修を行いました。
これまでの詳しい内容は下記のnoteの方にまとめてありますので、よかったらご覧ください!
最後に。これまで4年間、富岡市で仕事をさせていただきましたが、富岡市には、地域づくり課のみなさんをはじめ、応援隊や公民館の館長・主事、話し合いに参加された町民の方などなど、本当に地域を想うあたたかい人ばかり。富岡市の市民協働による、まちづくりはこれからもさらに加速しています!ぜひぜひ富岡市の様子にご注目くださいね!
■ 群馬県富岡市noteマガジン(issue+design note内)
https://note.com/iplusd2020/m/m21bb853a56d3
■ 書籍「持続可能な地域のつくり方」(英治出版)
http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2251
さてさて、今年から始まったissue+design magazine。ご愛読いただきありがとうございました。来年も引き続き更新しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
少し早いですが、来年もみなさまとって素敵な1年になりますように。良いお年を!