「理想の一日」に「昼寝」を挙げる子どもが数名いました(発見ワークショップより)。普段の放課後は習い事や塾などが多く、昼寝をしている暇などありません。自分で気づかないうちに疲労は堆積してしまっているようです。また、疲れているのに就寝時間は遅く、「休みの日は10時に起きる」という小学生も特殊な例ではありません。そのためか、週末を心待ちにしていて、金曜日になると嬉しくなるという「華の金曜日」という認識が子どもにもあるようです。また、保健室を利用する子ども、それも「なんとなく」という理由でやってくる小学生が増加しているようです。子どもは今でも一見すると元気に見えるかもしれませんが、心身ともに疲労困憊している実態を見逃してはならないでしょう。