海老名市立中央図書館のセミナーにて、代表・筧が講師として登壇しました

海老名市立中央図書館のセミナーにて、代表・筧が講師として登壇しました

はじめに

令和5年4月8日に海老名市立文化会館にて行われた、海老名市立中央図書館主催のセミナーに代表の筧裕介が登壇し「認知症世界の歩き方 実践編講座 ~対話とデザインがあなたの生活を変える~」の講演を行いました。

 

講演内容

今回の講演内容のベースとなっているのは、『認知症世界の歩き方』の続編として、今年3月17日発売された『認知症世界の歩き方 実践編』です。

 

まずは、認知症のある方が見える世界をご案内。自分のしたことを忘れてしまう「ミステリーバス」、人の顔が分からなくなる「顔無し族の村」、服の脱ぎ着が難しくなる「服の袖トンネル」、支払いが難しくなる「カイケイの壁」など。認知症のある方の体験談も、合わせて紹介しました。

 

その後、手元の資料を使ったワークを行いました。

 

最初のワークでは、認知症のある方によくある生活シーンを紹介し、心身機能障害のイラストを手掛かりに、なぜそんな状況が起こっているのか?背景となる原因(心身機能障害)を推理し、自分ならどうするかを考えました。

 

次に、自宅の寝室や駅などの生活シーンのイラストを見ながら、トラブルや生活の障壁になりがちなポイントや、認知症のある方にやさしいデザインのポイントを考えました。

 

参加者の方は「こうじゃない?」「こうかもしれない」と、隣同士で相談しながら、認知症のある方に起こっている様々な障害を推理していました。

 

参加された皆様の声

講演後には、会場外にて『認知症世界の歩き方 実践編』、筧裕介が翻訳の監修をした絵本『わすれないでね ずっとだいすき』の販売、サイン会を行いました。

 

多くの方にご購入いただき、サインの列には長蛇の列。参加された方が、認知症に対して強い関心を持たれていることが伺えました。

 

参加していただいた139名の方からは、

 

「介護や福祉ではなくデザインの視点から認知症を学べた事が貴重だった」

「身近な認知症の方への今後の対応に非常に役立った」

「今日の話を家族や子供にも話してあげたい」

「まだまだ偏見を持っていたことに気づかされた」

「原因を理解し、対話と環境を整える大切さを学びました」

 

などのお声をいただきました。

 

おわりに(感想)

開場前から多くの方に並んでいただき、「認知症について学びたい」「対応方法について学びたい」という関心の高い方がこんなに多くいらっしゃるのだと、とても心強く感じました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

 

ご案内

issue+designでは、「認知症世界の歩き方 実践編(対話&デザイン)ワークショップ」をオンラインで定期的に開催しています。

認知症のある方が生きる世界、見えている背景、抱えている心身機能障害を理解し、認知症のある方との対話を通じて、良好な関係を気づき(ダイアログ)、生活環境をより良く改善する(デザイン)ためのスキルをゲーム感覚で学べるワークショップです。書籍『認知症世界の歩き方 実践編』をベースに開発されています。

ワークショップの詳細はこちら

 

また、認知症世界の歩き方公認ファシリテーター(旅のガイド)養成講座も行っています。

養成講座では、映像、生活シーンケース、生活環境ケースを用いながら、認知症の方との対話(ダイアログ)および生活環境の改善(デザイン)の方法論を学び、その実践ワークショップをお住まいの地域や所属組織などで開催できる資格を取得する講座です。

さあ、あなた公認ファシリテーター(旅のガイド)として、認知症への正しい理解や実践方法をともに伝え広げていきましょう!

養成講座の詳細はこちら

 

文:土屋 夕紀