実践(対話&デザイン)ワークショップ

認知症のある方が生きる世界、見えている景色、抱えている心身機能障害を理解し、認知症のある方との対話を通じて、良好な関係を気づき(ダイアログ)、生活環境をより良く改善する(デザイン)ためのスキルを学ぶワークショップを定期的に開催しています。本プログラムは、書籍『認知症世界の歩き方 実践編』をベースに開発されています。

 

ワークショップの3つのポイント

【ポイント1】認知症の直感的理解を促す認知症世界の歩き方動画

認知症のある方が日々体験しておられることについて、物語調の動画とその解説から詳しく学ぶことができます。

 

 

【ポイント2】生活シーンケースを活用した対話

「トイレの失敗が続いている」「炊飯器の使い方がわからない」よくある生活シーンのケースを題材に、なぜそんな状況が起こっているのか?背景となる原因(心身機能障害)を考えたり、原因を推理した上で身近にいる私たちに何が可能か?を仲間とともに考えます。

 

 

【ポイント3】生活環境の改善方法を発想する暮らしのデザイン

自宅の寝室や駅など、生活シーンの具体的な場所を示すイラストを囲んで、認知機能のトラブルが起こりやすい、生活の障壁になりがちなポイントを仲間とともに探します。認知症のある方にやさしいデザインのポイントを、事例も踏まえてじっくりと学んでいきます。

 

 

体験者の声

  • 認知症のある方との具体的な関わり方について、クイズに答えながらもみんなで意見を出して一緒に考える過程そのものが大切だと感じた
  • 生活場面という、誰にとっても考えやすい一シーンについてのクイズだったので、一所懸命に取り組めた
  • 認知症のある方が置かれている状況について知るだけでなく、「自分がもし支援者だったら」と対応策を具体的に考えることで、ワークの中で教わった「自分ごと化」ができた
  • 認知症のある方の暮らしを支える方法として「デザイン」という考え方は新鮮で、デザイナーや建築家といった専門家でなくても、ご本人と関わる一個人としてできることはたくさんあるのかもと思えた

 

ワークショップ・イベント情報

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研修・講演としてのご依頼

「認知症ダイアログ&デザイン実践ワークショップ」を研修や講演として自地域で開催したい方は、「研修メニュー」をご覧の上、事務局へお問い合わせください。