認知症世界の歩き方 実践編

書籍「認知症世界の歩き方」に待望の実践編が登場です。 14 のストーリー(新作「創作劇場タイタニック」含む)で認知症世界を楽しく学び、10の生活ケース(トイレ、お風呂、電車など)と5の生活環境(リビング、寝室、スーパーなど)を舞台に、本人が抱える認知機能の障害を推理し、その解決アイデアを考える実践ワークブックです。

 

 

本書の5つの特徴

① 18万部の異例のヒット「認知症世界の歩き方」に待望の実践編が登場
認知症の方と向き合い、より良い生活を送るための実践的スキルをもれなく紹介!

 

② 14の旅のストーリーで楽しく認知症を理解
認知症の方が生きる世界を異世界の旅を楽しむように体験する「認知症世界の歩き方」。
新作「創作劇場タイタニック」も加わり、全14の旅のストーリーを通じて、楽しみながら認知症の方が生きる世界、見える景色を学ぶことが可能です。

 

③ 10のケースで認知症の方が抱える障害を推理し対話スキルを学習・習得
認知症の方とともに暮らすご家族や仕事で関わる専門職の方々が直面する具体的な生活ケース(トイレの失敗、お風呂嫌い、ものとられ妄想、徘徊行動)を元に、ご本人が抱える認知機能の障害を推理し、ご本人との対話スキルを学習する実践的コンテンツ

 

④ 5の生活環境シーンでデザインスキル習得
認知症の方の具体的な生活空間を(リビング/風呂・トイレ/寝室/スーパー/駅)を舞台に、生活の障壁となるポイント、トラブルの原因を発見し、デザインによる解決スキルを学習する実践的コンテンツ

 

⑤ NHK Eテレにて3月末にシリーズ3回目の放映決定!4月以降も継続予定
永山絢斗氏が声優として主人公(旅人役)を演じ、アルツハイマー型認知症当事者である蛭子能収氏、および著者・筧裕介(issue+design代表)も出演した「ようこそ、認知症世界」。昨年2回にわたりNHK Eテレにて放送され大好評であり、続編が3月末に放映が決定。4月以降も継続放映予定

 

 

書籍連動型コンテンツ:アート企画とITツール

『認知症世界の歩き方 実践編』では、認知症ご本人の感覚を疑似体験できる4つのアートコンテンツと、認知症ご本人の生活を支援する6つのITツールを紹介しています。

 

 

 

著者

筧 裕介(かけい ゆうすけ)

特定非営利活動法人イシュープラスデザイン 代表

1975年生。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。慶應義塾大学大学院特任教授。2008年ソーシャルデザインプロジェクトissue+design を設立。以降、社会課題解決のためのデザイン領域の研究、実践に取り組む。2017年より認知症未来共創ハブの設立メンバーとして、認知症のある方が暮らしやすい社会づくりの活動に取り組む。

代表プロジェクトに、東日本大震災のボランティアを支援する「できますゼッケン」、妊娠・出産・育児を支える「親子健康手帳」、300 人の地域住民とともに未来を描く「みんなでつくる総合計画」、認知症とともにより良く生きる未来をつくる「認知症未来共創ハブ」、他。 GOOD DESIGN AWARD 2019 BEST100「SDGs de 地方創生」カードゲーム開発者。 日本計画行政学会、学会奨励賞、グッドデザイン賞、D&AD(英)他受賞多数。著書に『地域を変えるデザイン』、『ソーシャルデザイン実践ガイド』、『人口減少×デザイン』、『持続可能な地域のつくりかた』『認知症世界の歩き方』など。