導入(開催背景)
石川県にて初開催。石川県内で活躍する地球温暖化防止活動推進センターの推進員、県と市の職員が参加され、脱炭素まちづくりについて学ぶ研修として開催しました。
ゲームの様子
3ターン目までなかなかプロジェクトが実施されず、排出量も思ったように減らず、スペシェルプロジェクトも実施されずに苦戦。しかし、個々のプレイヤー同士のコミュニケーションはスタート時からとても活発でした。3ターン目の振り返りタイムで、個々が「自分の事ばかりを考えるのではなく、街全体でゴールに向かうことが必要。この街に足りなかったのはその視点だったのか!!!」と気が付いてから、4ターン目は協働と戦略的なプロジェクト実施でなんとスペシャルプロジェクト8つ達成!!!排出量も100→89→80→58!!という結果からも、ターン3終了後からの気づきとターン4での街が一丸となった様子が想像できるかと思います。
振り返りの様子
石川県と他県(富山県、岐阜県、東京都)と排出量の比較などをしながら石川県の特徴を考察しました。
参加者の声は
・グラフから北陸近県と同じ傾向が読み取れる。東京都と比較することでその違いがはっきりわかった。
・冬の住宅光熱費が大きいと思っていたが、データで見える化するとやはりと納得。
・自家用車の保有台数が全国平均を上回っているので、その部分でのCO2排出量が多くなっている。
・CO2排出のみえる化がまちにもっと普及できたらいいなと思う。
etc…
終わりに(ファシリテーターとしての感想)
参加者の多くは石川県内で活躍している地球温暖化防止活動推進センターの推進員の方々でした。日頃から推進員としても脱炭素の研修を積んでいる方々でしたので、知識も実践経験もあるプレイヤーがゲームの本質を掴んでから大きく街を動かしていくゲーム展開は改めて「協働と対話」の力の大きさを実感しました。プレイヤーの皆様が「石川っていいところでしょ」「美味しいものたくさんあるから楽しんでね」「素晴らしい文化があるところなの」と自分の暮らす土地に深い愛着を持っており、とても素敵だなと思いました。
ファシリテーター紹介
澤田直子
プロフィール
isuue+design ディレクター
開催概要
日時:10月10日(火)10:00~12:30
会場:公益財団法人 石川県地場産業振興センター ISICO 第七研修室
参加:36名
内容:脱炭素まちづくりカレッジ2.5時間バージョン
主催:isuue+design
共催 石川県
運営:isuue+design