「お店の餃子って、なんておいしんだろう」「最後に自分で魚をさばいたのは一体いつのことでしょう」…こんな書き出しから始まる公民館の企画。あなたも参加してみたいと思いませんか？　公民館では、職員それぞれが自主事業を担当をしており、この企画を考えたのは、若手の女性職員。子育て親子支援事業の一環で、エリア内に位置する人気の中華料理店や有名企業などにご協力いただくことで「たべるをまなぶ　しもこうサロン」が実現しました。親子のコミュニケーションはもちろん、パパママの実践的な学びの場になることを期待しています。

一方で、変わらないものも大切です。地域の人が“ミニ市役所”として、頼ってくれています。子育て支援関係のプログラム、野外活動を含む青少年体験・チャレンジ活動、地域のふれあい・学び合い講座など、毎年恒例の事業にもたくさんの地域住民の方がいらしています。新旧いずれの企画でも、楽しみにしてくださっている方が意外と多くて。住民の方の思いに対して、こちらも「何をしようか、どんなことをしようか」といつも考えています。単発のイベントで終わることなく、新たな出会いや好奇心の生まれる起点になっていきたいですね。

そういえば、みんなで集まり本を紹介し合う「ビブリオバトル」というイベントを開催した際、新たな若者が参加してくれました。しかも優勝していました（笑）。このように、若い人でも公民館に行ってみようとか、何かやってみるかと考える人がちょっとずつでも出てきてくれているのは素直に嬉しいことですね。ほかにも、有志のママたちが集まり子育てサロンの運営や、託児付きのイベントの開催など。地域・市内の公民館の情報に、目を光らせてみてはいかがでしょうか？

ちなみに館長の私自身も、ひとつ講座を担当していました。「初心者 朝マラソンレッスン」。さわやかな朝を長く楽しんでいけるよう、正しい走り方を学ぼうという講座です。他にもいろいろな講座・イベントがあるので、ぜひチェックしてみてください。みなさんからの企画の持ち込みもお待ちしております。

※この記事は、2019年9月17日時点の内容です