はじめに
7月31日(月)うはらホール(東灘区文化センター大ホール)にて「認知症世界の歩き方」の講演会が開催され(主催:東灘区役所、東灘区社会福祉協議会)、200名を超える方々にご参加いただきました。主催である東灘区保健福祉課様から「小学1〜3年生の子ども達に向けた認知症世界の歩き方の講演会を!」というご依頼をいただき、講演会でお話しさせていただくこととなった私は「小学生にこの言葉は難しいかな?」「どんなケースだったら子ども達は興味を持つかな?」と東灘区の子ども達を思い浮かべながらワクワク。
子ども達に向けた”認知症”を学ぶ講演会‼︎
講演会には夏休みの子ども達に加え、大人の方々もたくさん参加してくださり「子どもも大人も認知症世界を一緒に冒険」することができました。ワークショップでは、認知症世界で起こっているトラブルを推理したり、「こうしたら良いんじゃないかな」とアイデアを出したり。子ども達の素直で柔軟で優しい視点に私もハッと気付かされることがありました。講演会後はロビーにいた私に子ども達が「もっともっと推理したかった!」「私もアイデアを発表したかったー!」「楽しかった!」など口々に感想を伝えてくれました。また、アイデアを会場で発表してくれたお子さんのお母さんが「うちの子がこんなアイデアを考えたなんて、驚いた!認知症への先入観が無いから今日の話を聞いて素直に思ったことをアイデアとして言ったんでしょうね。」とお話ししてくださいました。
子ども達に向けた「認知症世界の歩き方」のお話しする貴重な機会をいただいたこと、たくさんの嬉しいお声を寄せいただいたこと、東灘区様、東灘区社会福祉協議会様、参加者の皆様ありがとうございました。
ご案内
認知症の方が生きる世界、見える景色を学びたい!体験したい!
ご本人との付き合い方、抱える問題への対処法を学びたい!
自宅や施設、公共空間などの生活環境を改善したい!
そんな皆さんのために、認知症世界の歩き方カレッジは学びの機会を提供していきます。
本記事でご紹介いたしました実践(対話&デザイン)ワークショップについてhttps://issueplusdesign.jp/dementia_world/college/workshop/
あなたも認知症世界の歩き方を共に盛り上げる仲間、旅のガイドになりませんか?
認知症についてのレクチャーやワークショップが運営できるようになる公認ファシリテーター養成講座を行っています!
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体験会・養成講座情報
https://issueplusdesign.jp/dementia_world/college/event/
文:澤田直子