認知症とともに生きる知恵 旅のツール

認知症世界を旅する中で持っているときっと役立つ知識やアイテムを5つ紹介します。
「認知症世界の歩き方」書籍では、この5つの他にも、「旅のガイド」として全24個の知恵・心がまえ・ツール・情報などをまとめています。生活をともにする人や仲間と一緒に見て、ぜひ取り組んでみてください。

生活の困りごとリスト

あなたができること・できないこと(難しいこと)を知るために、「生活の困りごとリスト」を使って、生活の中で困っていることを確かめましょう。
あなたが今できること・できないことを知り、できることは、「自分でやりたい」という意志を周りに伝え、できないことは、家族や仲間に手助けを依頼したり、工夫を一緒に考えたりしましょう。(書籍『認知症世界の歩き方』p213 「できる」「できない」を知る・伝える)

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五感にやさしい生活空間をつくるためのチェックポイント

あなたが快適に暮らせるように、五感にやさしい生活空間をつくることが大切です。たとえば、今までは気にならなかった照明が目に刺さるように感じたり、テレビの音が響くように感じたりすることはありませんか?そんな困りごとを解決するためのチェックポイントと実践事例を紹介しています。(書籍『認知症世界の歩き方』p215 五感にやさしい生活空間をつくる)

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生活の中に混乱を生まないためのチェックポイント

暮らしの中で、混乱を生んだり判断に迷ったりするようなものは取り除き、暮らしやすい生活空間を整えることが大切です。たとえば、家具のレイアウト、壁や床の模様、光の入り具合の変化により、判断に迷ったり、混乱が生まれたりすることはありませんか?そんな困りごとを解決するためのチェックポイントと実践事例を紹介しています。(書籍『認知症世界の歩き方』p218 混乱を生むモノ・コトを 生活空間から取り除く)

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大切な情報を正しく伝えるためのサイン・目印の作り方

今まで問題なく使っていた家電のボタン表示を見てもどう操作すればいいのかわからなかったり、引き出しの中に何が入っているのかわからなかったりすることはありませんか?意味をすぐに理解でき、直感的な行動を促すようなサインや目印を作るためのポイントと実践事例を紹介しています。(書籍『認知症世界の歩き方』p222 サインや目印を工夫する)

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スマートフォン活用術
「となりのおた助くん」

日課や約束を忘れてしまう、行き慣れた道で迷ってしまう、家の鍵を頻繁に失くしてしまうなど、日常での「ちょっと困った」を解決してくれる、スマートフォンのちょっと便利な使い方やお役立ちアプリを紹介します。(書籍『認知症世界の歩き方』p224 スマートフォンを使って、生活を楽にする)

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となりのお助けくん