認知症とともに幸せに
生きるヒントを届ける
映画をつくりたい!
世の中では、認知症についてこんなイメージが広がっています。
「何もできなくなる。人生はもう終わりだ・・・」
「介護が大変で、家族の負担が大きい・・・」
「暴力的になる。わけの分からない行動をとる・・・」
でも、実際には、認知症のある方の行動には、ちゃんと理由があります。 「わけがわからない行動」ではなく、その人にはその人なりの世界の見え方があるのです。
「認知症は怖いもの」ではなく、 「こんなふうに生きていけるかもしれない」という希望のかたちを、 私たちは実写映画で描こうとしています。この映画が誰かの気持ちを少し軽くし、認知症に対する景色を、少しやさしく変えていくきっかけになりますように。
ぜひみなさまの力を貸していただけたら嬉しいです。応援をよろしくお願いいたします!
左:イグジットフィルム代表 田村祥宏
右:issue+design代表 筧裕介
デザインの力で「認知症」に
向き合ってきました。
私たち issue+design は、「社会の課題に、市民の創造力を。」をコンセプトに、2018年の設立以来、まちづくり、脱炭素、防災、海ごみ、就学支援など、さまざまな社会課題に取り組んできました。
『認知症世界の歩き方』は、認知症のある方々約100人にインタビューを行い、「日々の困りごと」や「認知機能の変化」を整理・可視化。その世界を「旅のスケッチ」と「旅行記」の形式で体験できる一冊としてまとめました。
本書はシリーズ累計20万部を突破し、NHKでも番組化されるなど、認知症に対する視点を変えるきっかけとして、広く注目されています。
海外でも高く評価され、中国・韓国・台湾で翻訳、フランスでは漫画版も発売され、ドイツ、アメリカ、カナダ、台湾、シンガポールなどでプロジェクトが始まるなど、世界中に広まっています。
それでも認知症に関心を持つのは、当事者や介護に携わる家族が中心で、「自分には関係ない」と感じている人たちには、なかなか届きづらいのが現実です。
私たち誰もが、いずれ高齢になり、認知症と向き合う可能性があります。
でも、そのときに「認知症は怖いもの」だと思っていたら、想像する未来は暗くなるばかり。そうではなく、「こんなふうに生きることもできるんだ」と思えたら、ちょっとだけ心が軽くなるのではないでしょうか。
何より私自身がそうあってほしいと願うからこそ、自分たちでそんな物語を届けようと決めました。
認知症とともに、幸せに生きる
認知症は、映画やテレビでもたびたび取り上げられるテーマです。けれどもその多くが、
「徘徊」や「介護の苦労」など、大変な側面ばかりに焦点を当てています。
そうした描写が積み重なることで、気づかないうちに偏見や先入観が広がってしまっているように感じます。
だからこそ、私たちはそこに本気で挑戦したいと思いました。
この映画は、認知症に関わるすべての人に、そしてこれからの生き方を考えるすべての人に観ていただきたいと思っています。また、「認知症とともに幸せに生きられる社会」を目指して活動する方々の力にもなれたらと心から願っています。
撮影前の“今”だからこそ、
皆さんの力が必要です
映画制作には、長い時間と大きなコストがかかります。
私たち issue+design でも、自主資金や企業からの協賛など、できる限りの準備を進めてきました。それでも、より多くの人に届く作品にするためには、どうしてもみなさんの力が必要です。今回、
制作費の一部として、国内500万円/海外500万円のご支援を目指し、クラウドファンディングに挑戦しています。
このタイミングでの支援が重要なのは、まさに今が「撮影前」だからです。
資金が集まるかどうかで、映画の質と広がりが大きく変わってしまいます。
どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします!
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