長野県茅野市「介護予防普及啓発講演会」にてスタッフの澤田が登壇しました。

長野県茅野市「介護予防普及啓発講演会」にてスタッフの澤田が登壇しました。

はじめに

2023年12月7日(木)長野県茅野市市役所大ホールで開催された「令和5年度介護予防普及啓発講演会」にて、認知症世界の歩き方についてスタッフの澤田が講演をさせていただきました。

 

認知症世界を一緒に旅しましょう

「認知症世界の歩き方」は、認知症のある方の実体験をもとに構築されたプログラムです。一般的にはまだまだネガティブなイメージのある「認知症」。「自分や自分の大切な人が認知症になったらどうしよう」と不安に思う方もいらっしゃると思います。この課題をデザインのアプローチから「認知症のある人が見えている景色、見えている世界」を一緒に旅することで「認知症」への見方が変わっていくことが体験できます。

 

講演会が始まる1時間以上前から会場にお越しくださり「目が悪いから一番前の席に座りたいので早くきたのよ」「この街に80年住んでいるけど、この街は本当に住みやすいの」とロビーで楽しくお話しさせていただきました。講演会の始まる時間には100名近くの方がお越しくださり、「認知症」についての関心の高さを実感いたしました。

講演後にご挨拶をさせていただいた方から「ご近所にこんな症状で困っている方がいるの」「民生委員をしているのだけど、地域ではこんな事例があって関わりが難しいケースもあるよ」など地域での繋がりの中で支え合っている様子、専門職が関わった方が良いケースの相談などをお聞きしました(専門職が関わった方が良いケースについては担当課の職員の方にお伝えしました)。認知症になっても安心して暮らす為にご近所さんとの繋がり、行政との繋がり、専門職との繋がりを日頃から日常の中で丁寧に紡いでいる、そんな印象の茅野市でした。

 

さいごに

このプロジェクトの目標は、この認知症世界の歩き方、という考え方を日本全体が当たり前にもっている共通認識としてリベラル・アーツにするということです。その実現に向けては、私たちissue+designのメンバーが全国を駆けずり回ったとしても限界があります。
この考え方を知って、少しでもいいなとも思っていただいた方。大切な誰かに伝えたいなと思っていただいた方。そんなお一人お一人が様々な場面でお伝えくださること、そのアクションによって日本全国に普及をすると信じています。

認知症世界の歩き方プロジェクトでは、こういった形で多くの方に認知症世界の歩き方をお伝えする講演・研修を全国で行うと共に、関心をもってくださったその方自身に伝道師となっていただくためのファシリテーター養成講座も行っています。

「認知症とともによりよく生きる」ための環境整備、社会づくりにご関心を持たれた皆様、ぜひご一緒いただけますと幸いです。

 

issue+design 澤田