無用之用

     
   

ニュース

無用放談 vol.1 【書店の未来探究】
影山知明×筧裕介「書店とカフェは地域のために何が可能か」

思いもしない知と出会い、新しい何かを生み出すきっかけとなるような時間を、ゲストや参加者とともにつくることを目指す「無用放談」。

第1回のゲストは、東京・西国分寺市で「クルミドコーヒー」と「胡桃堂喫茶店」の2軒のカフェを営む影山知明さんをお招きします。

それまで外資系コンサルティングやベンチャー企業への投資を行う事業の創業に携わるなど、長く経験されたビジネスの世界から一転、カフェをスタートさせた影山さん。

「事業計画はつくらない。植物を育てるようにお店をつくる」という言葉の通り、つくり込んだ計画に沿って進めることはしません。

地域という土壌で、スタッフやお客さん、他のお店との偶然の出会いから紡がれた関係性が、カフェという幹を通して、出版事業「クルミド出版」や地域通貨「ブンジ」、学びの場「クルミド大学」などさまざまな形の枝葉となり、花を咲かせています。

「無用放談」では、西国分寺の地での10年以上の取り組みの中で大切にされてきた思いや影山さんの哲学、地域やお客さんとの関わりについてお話しいただきます。さらに、issue+design代表であり、BOOK SHOP 無用之用を今年6月にオープンしたばかりの筧裕介との対談を通して、「書店とカフェは地域のために何が可能か」を深めていきます。

自分が暮らし、働く地域について考えたい方。ぜひ、ご参加ください。

▶︎ゲスト・登壇者紹介
影山知明(かげやま・ともあき)
1973年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、マッキンゼー&カンパニーを経て、ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。2008年、西国分寺の生家の地に多世代型シェアハウスのマージュ西国分寺を建設し、その1階に「クルミドコーヒー」を、2017年には国分寺に「胡桃堂喫茶店」をオープン。著書に「ゆっくり、いそげ〜カフェからはじめる人を手段化しない経済〜」(大和書房)、「続・ゆっくり、いそげ 植物が育つように、いのちの形をした経済・社会をつくる」(クルミド出版)。

筧裕介(かけい・ゆうすけ)
特定非営利活動法人イシュープラスデザイン代表
1975年生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。2008年ソーシャルデザインプロジェクトissue+designを設立。以降、社会課題解決のためのデザイン領域の研究、実践に取り組む。著書に『持続可能な地域のつくり方』『ソーシャルデザイン実践ガイド』『みんなでつくる総合計画』など。

▶︎開催概要
日 時:2020年7月30日(木)19時30分〜21時
会 場:BOOK SHOP 無用之用(東京都千代田区神田神保町1-15-3 サンサイド神保町ビル3F)
    神保町駅A7出口より徒歩2分
配 信:事前申込者のみ閲覧可能な形で、オンラインで配信いたします。配信URLは後日ご連絡します。
定 員:会場参加10名・オンライン参加50名
参加費:会場参加3,000円(1ドリンク&軽食付き)・オンライン参加1,000円     
※決済後の返金対応は行なっておりませんので、あらかじめご了承ください。

▶︎タイムスケジュール(予定)
19:15 開場
19:30 スタート
19:35 ゲストトーク
20:20 対談&質疑
21:00 終了
※スケジュールは変更する場合もありますので、あらかじめご了承ください。

▶︎イベントにご来場の皆様へ注意事項とご協力のお願い
(新型コロナウイルス等感染予防・拡散防止策について)
開催にあたり、「感染の予防、拡散防止」を最優先し、細心の注意を払います。
ご来場の皆様には下記項目のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

・運営スタッフはマスクを着用いたします。
・ご来場の際は感染防止のためにマスクの着用をお願いいたします。
・会場到着後、お客様全員に検温を実施いたします。37.5度以上の場合は、入場をお断りいたします。
・会場到着後は、石鹸を使用しての手洗いおよび消毒液での消毒を行ってください。
・発熱・咳・全身痛等の自覚症状がある場合、体調がすぐれない場合は、無理をなさらずご来場の是非を慎重にご検討ください。
・会場内で体調の異変を感じた場合は、講演中でもご遠慮なくお近くのスタッフにお声がけください。
・何らかの事由で集客・告知中のイベントが中止となった場合は、必ず無用之用ウェブサイトで告知、また申込者へ連絡いたします。

▶︎BOOK SHOP 無用之用とは
「一見、無用に見え短期的に役に立たない知識や書籍にこそ、本質的な価値がある」をコンセプトとした新しい形態の本屋。
「すぐには役立たないが、頭の奥底に留まる知恵」「ある時ある瞬間、他の何かと出会うことでつながり、共鳴し、未来を切り拓く新しい着想を生み出す知恵」を無用の知と定義し、難問あふれる現代において、人々が互いに共感し、アイデアが生まれる知の交差点としての場所を目指す。

▶︎当店のイベントについて
当店のコンセプトに共鳴してくださる方々をゲストにお招きし、各回ゲストの活動や関心に沿ったテーマで、店主との対談や参加型ワークショップ等、さまざまな形でのイベントを実施いたします。
ゲスト・参加者がともにつくり、思いもしない知識と出会い、新しい何かを生み出すきっかけとなるようなイベントを目指しています。

▶︎問い合わせ先
BOOKSHOP無用之用
info@issueplusdesign.jp