about:プロジェクトについて

気候変動、円安、テロ・紛争、地域の過疎化、教育格差、ジェンダーギャップ、人口減少、少子高齢化…。

私たちが暮らす、地域、日本、そして世界には、多様でそして複雑な社会課題が多数存在しています。社会課題と対峙する際に大切なこと、それはあなたの目の前に 見えている景色を超えて目に見えない景色を想像すること、つまり俯瞰的な視点を持つことです。

近所のカレー屋の価格が地球温暖化やロシアのウクライナ侵攻の影響を受けているように、あなたの目の前の課題は、 一見無関係に見える遠い領域の課題と密接に関係しています。そう、世界はつながっているのです。 こうした複雑な課題の解決策を導くために、私たちは、「イシューマップ」というツールを活用したシステム思考のアプローチを大切にしています。

課題が山積みの社会という海を巡るためには、地図が必要不可欠です。さあ、地図を手に入れ、課題(イシュー)の旅をともに楽しみましょう!

 

3つのプログラム
本ウェブサイトでは3つのプログラムを提供しています。

1. workshop:課題の地図を描く体験をする
まずは地図を描くことを実際にやってみましょう。「課題の地図を描くなんてなんだか難しそう…。」、なんて気持ちになるのも無理がありません。しかし、地図を描くことは、やり方をしっかり学べば誰でもできるようになります。

システム思考のアプローチの難しさの1 つに課題を網羅的・包括的に洗い出 すことがあげられますが、今回は、chat GPT があなたの相棒として、課題を洗い出すサポートをしてくれます。またワークショップの中では、経験豊富なファシリテーターが一つ一つ丁寧に進行してくれるため、困った時にはいつでも相談をすることができます。

今回初めてシステム思考に触れる初級者の人はもちろん、今までシステム思考に関心があったものの実践のハー ドルが高かった中級者・上級者の皆さんにもオススメの講座です。

2. drawer ツールボックス:地図を描くツールを手にいれる
地図を描く楽しみを体験したら、どんどんと地図を地図を書いてみましょう。紙とペンさえあればどこでもかけますが、とは言ってもなかなかすぐにはできませんよね。そんなみなさんのため、地図を描くためのツール「drawerツールボックス」を提供します。「issue map drawer(地図を描く人)」に必要不可欠なツール類一式を提供します。

ワークショップで使ったスライドやウェブシステム、描き方を復習できるYouTube動画など、自分一人でももう一度地図を描く手順や方法を学ぶことができます。もちろんワークショップにもう一度参加することも可能です。

地図を描くためには、良い地図を見ることが必要不可欠。drawerツールボックスの一つには、issue map libraryへのアクセス権が付いてきます。issue+design代表・筧作成の各種マップのアーカイブや他のdrawerが描いた地図を見ることができます。

またdrawerの皆さんは、issue+designが提供するまちづくり、防災、気候変動、認知症、A.I.、障害など様々なテーマのワークショップやイベントに特別価格・無料で参加いただけます。地図を描くために必要な様々な課題の背景や世の中の事象について楽しく一緒に学びましょう。

 

3. designer 養成講座:描く方法論・運営資格を取得する
地図を描き課題の全体像を捉えられるようになったら、最後はその楽しみを他の人伝えられるdesignerになることに挑戦してみましょう。issue+designが提供するdesigner 養成講座では、より緻密で網羅的な地図を描き、そして地図を描ける体験を他の人に伝えられるワークショップを運営できる「issue map desiger」を育てています。

全5講で構成されるオンデマンド講座では、自分のペースで学ぶことができます。提供されている動画をじっくり視聴し、各講座の課題に取り組みます。地図を描くステップを一つ一つさらに丁寧に学ぶことができるため、あなたの地図を描くスキルをもう一段高めることができます。

最終講では、卒業検定として、issue+design代表・筧裕介との1on1セッションを行います。オンライン・対面のどちらでも受講は可能。あなたが描いた地図に対して筧が丁寧に直接フィードバックを送ります。何百もの地図を描いた筧から直接指導をしてもらうのはこの講座だけです。

卒業検定が終了するとissue map facilitator ライセンスを無事に取得!issue map drawing kitや専用ソフトウェアを活用したワークショップを、職場や地域や学校で開催することができるようになります。さあ、次はあなたが地図を描く楽しみ、そして世界が広がる感覚を伝え広げていく番です!

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