はたらきはぐくむ

知恵

日本愛妻家協会で、
最も身近な赤の他人を大切にしてみる
日本愛妻家協会で、
最も身近な
赤の他人を大切にしてみる

[ 知恵をひらめいた人 ]

日本愛妻家協会 主任調査員
小菅 隆太さん

群馬県吾妻郡嬬恋村と、村外のクリエイターたちが連携して継続している、地域活性化デザイン「 日本愛妻家協会 」。嬬恋村を愛妻家の聖地とするこの活動は、夫婦環境温暖化をテーマに、キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(通称キャベチュー)など、ユニークなアクションで村内外の注目を集め続けています。複数の自治体や企業とのコラボレーションを行う中で、大切にしているスローガン「妻という最も身近な赤の他人を大切にする人が増えると世界は豊かで平和になるかもしれないね」をベースに開発された「愛妻家テミル原則」を、何気ない夫婦の日常で意識するだけで、きっとはたらくもはぐくむも、いい感じになるのではないか、と考えました。「愛妻家になれ!」「愛妻家にならなきゃ!」と義務感を持つのではなく、プッとした笑いの中から夫婦のコミュニケーションが生まれたら素敵です。

愛妻家テミル原則
1 やってみる 妻が喜ぶ家事ひとつ
2 出してみる 気づいた時の感謝の言葉
3 聞いてみる 世間話と今日の出来事
4 捨ててみる ミエ、テレ、タテマエ、セケンテー
5 なってみる 恋した頃の触れ合う気持ち

子どもに恵まれると、夫婦の意識はどうしても子どもだけに向かいがちです。そんな時、大切なパートナーである最も身近な赤の他人におもいやりを持ち直すことの大切さ、豊かさを、これからも伝えていきたいと思います。前橋でもゆるゆる活動が広まったら素敵ですね!

日本愛妻家協会 主任調査員 小菅 隆太

「もっとも身近な赤の他人である妻を愛する人が増えると世界は平和になるかもしれないね」日本愛妻家協会主任調査員。同協働先群馬県嬬恋村の観光大使でもある。「社会の課題に、市民の創造力を。」をテーマに、様々な社会課題・地域課題をデザインの持つ美と共感の力で解決する専門家集団issue+design所属。シンフォニークルーズ(@東京湾)顧問などの顔も持つ。1975年生、二娘の父。

日本愛妻家協会: http://www.aisaika.org/
キャベチュー: http://www.kyabechu.com/
妻との時間をつくる旅: http://tsumatabi.com/

ライター

小菅隆太

Ryuta Kosuge

ライター 兼 広報部