「認知症世界の歩き方 ダイアログ」や「認知症世界の歩き方 Play!」をベースに、認知症のある方やその家族を対象とした、認知症フレンドリーな商品・サービス・空間等の事業開発/改善に取り組むことのできる研修・ワークショップ「認知症世界の歩き方カレッジ for Business」を提供します。
さまざまな参加対象者に合わせて内容をカスタマイズすることが可能です。
開催希望の方は、「研修メニューについてのお問い合わせ」から、必要事項を記入して事務局へご依頼ください。
|基本メニュー|
開催時間や参加対象者に合わせて、メニューをご検討ください。ご相談に応じてカスタマイズすることも可能です。【レクチャー】の内容に関しては、「レクチャーの内容詳細」をご覧ください。
半日の研修・ワークショップ例
所要時間:3時間程度
タイムテーブル例:
時間 | 内容 |
30分 | 導入・概要・ルール説明 |
70分 | ゲーム体験・感想共有(「ダイアログ」「Play!」を活用) |
60分 | 【レクチャー1】認知症のきほん 【レクチャー2】認知症フレンドリーデザインガイド |
30分 | 参加者同士の対話 |
1日の研修・ワークショップ例
所要時間:6時間程度
タイムテーブル例:
時間 | 内容 |
午前 | |
30分 | 導入・概要・ルール説明 |
70分 | ゲーム体験・感想共有(「ダイアログ」「Play!」を活用) |
60分 | 【レクチャー1】認知症のきほん 【レクチャー2】認知症フレンドリーデザインガイド |
30分 | 参加者同士の対話 |
午後 | |
45分 | インプットトーク |
60分 | 生活課題カードを活用した事業アイデア創出 |
45分 | アイデアのビジュアル化 |
30分 | 全体共有 |
参考事例:
「住まい」をテーマにした共創ワークショップレポートはこちら
「移動」をテーマにした共創ワークショップレポートはこちら
|開催要件|
平日/休日の日中/夜間、いずれも対応可能です。
ファシリテーターの調整が必要ですので、複数日程候補をご記入ください。
開催場所
参加人数に応じて、十分な広さの会場をご用意ください。
参加人数
オフライン(会場):10名〜30名程度が体験しやすい人数です。
オンライン:6名〜20名
*上記よりも大人数の場合ご相談ください。
料 金
企画・設計・運営費用及び参加人数に応じた受講料を頂戴いたします(オフラインの場合、旅費・交通費別)。
研修の内容や目的、時間によっても異なりますので、研修メニューについてのお問い合わせからご予算をご記入の上、お気軽にご相談ください。
オンライン開催について
Zoomやウェブブラウザ、その他さまざまなオンラインツールを用いて実施いたします。ストレスなく開催できるよう、インターネット環境等十分ご配慮ください。
|レクチャーの内容詳細|
「認知症世界の歩き方Play!」の体験に加え、目的や参加者の属性に合わせ、以下のレクチャーを組み合わせて提供いたします。
【レクチャー1】認知症のきほん
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- 生活課題と心身機能障害
- 生活課題と心身機能障害
認知症のある方が暮らしの中で遭遇する困りごとを生活シーン別11領域(衣食住など)に分類し、148の生活課題として整理。さらに、その背景にあると考えられる脳や身体のトラブルを「44の心身機能障害」としてまとめたものをお伝えします。
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- 社会的障壁の4分類と事例
偏見や無理解、先入観など、認知症のある方を取り巻く社会や周囲の環境にある障壁を整理した「4つの社会的障壁」について、事例をもとにお伝えします。
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- 暮らしの中の知恵と工夫
認知症とともに生きる生活の中での知恵や工夫、お役立ちツールなど、実際に認知症のある方が実践する事例や既存のサービス・商品などケーススタディを踏まえてお伝えします。
【レクチャー2】認知症フレンドリーデザインガイド*
認知症フレンドリーな商品・サービス等の開発・改善におけるデザイン指針として、issue+designが作成した「認知症フレンドリーデザインガイド」。
認知症のある方が直面する困りごとの多くは、デザインや環境を整えることがその改善に大きな役割を持っています。「本人視点」「研究視点」「開発者視点」をもとに認知症フレンドリーデザインの基本の考え方を学び、すぐに活用いただける内容です。
*厚生労働省による補助研究事業の一環として2019年度に実施