STORY
陽気な認知症患者の父親が自分の家に帰ろうと、20年ぶりに再会した息子に付き添われ様々な認知症の困り事に向き合いながら旅をするヒューマンドラマ・ロードムービー。
認知症のある男性、高橋豊(70)は持ち前の明るく楽しい人柄でグループホームでの日々を穏やかに過ごしているが、ときおり無性に自分の家に帰りたくなる。そんな中、離婚して20年会っていなかった次男の優輝(32)が父の財産管理ために一緒に豊の家に帰ることに。旅の途中、認知症の様々な困りごとに直面しながらも少しずつ家族の絆を取り戻していくように見える2人だったが…
映画やドラマで「認知症」が怖い病気として描かれ ることが偏見・誤解を生み出す一つの要因です。こ の映画で、何よりも大切にしていること、こだわっ ていることは、「認知症のある方の幸せな日常」を描 くことです。
issue+designが運営に参加する「認知症未来共創ハブ」が実施した100名を超える認知症当事者インタビューから生まれた本人の実際の声、体験談より脚本を制作。映画の監修にも多くの認知症当事者が参加しています。
書籍の累計販売部数は20万部を達成し、NHKEテレにて累計50回以上を放映される大きな広がりを見せている「認知症世界の歩き方」が、ついに映画化!日本のみならずグローバルな展開を予定しています。
書籍『認知症世界の歩き方』は、2025年現在、英・仏・中・台・韓の5カ国にて全世界で展開中です。映画も、フランスと台湾を皮切りに、欧州・アジアで続々と公開予定です。
一人でも多くの人に制作のプロセス革関わってもらいたいと思っています。クラウドファンディングでの資金の提供、エキストラ出演、アンバサダーとしての情報発信など、色々な形で力を貸してください。
issue+design 代表
2008年issue+design設立。
「社会の課題に、市民の創造力を。」を合言葉に、社会課題解決のためのデザイン領域の研究や実践に取り組む。慶應義塾大学大学院特任教授。
株式会社イグジットフィルム代表取締役・ディレクター / 特定非営利活動法人ブラックスターレーベル代表理事
映画的な演出と作家性を重視したヴィジュアルストーリーテリングが得意。映画制作やブランディング、広告を手がける。社会課題に関する映画レーベルをNPOとして設立し、映像を活用した対話や教育プログラムを展開。ロジックとアートを融合した作品を制作し、国内外のアワードを多数受賞。Forbes Japan「NEXT100」に選出。
慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科教授
認知症未来共創ハブ代表
医療法人すずらん会たろうクリニック理事長・院長
日本老年精神医学会専門医 医学博士
一般社団法人ボーダレス
代表理事
医療法人社団 悠翔会
理事長・診療部長
大和市健康福祉部
人生100年推進課 係長
認知症のある方7名が所属する神奈川県大和市の認知症ご本人や家族と支援者の自主団体。NHK厚生文化事業団「第7回認知症とともに生きるまち大賞」受賞。
認知症のある方の心身に起こる症状とその結果生じる生活のしづらさを、旅をするように学び・楽しめるように「旅のスケッチ」と「旅行記」の形で表現しています。
認知症のある方ご本人へのインタビューをもとにしたストーリー(旅行記)に加え、生活の中での困りごとを148事例収録。後半では、認知症とともに歩む旅のガイドとして、24の暮らしの知恵・心がまえ・ツール・情報を紹介しています。