はじめに
2024年4月6日(土)東京都足立区ギャラクシティ・西新井文化ホールで行われた
「医療法人社団福寿会 第17回 在宅サービス研究発表会」にて、代表・筧による講演をいたしました。
会場には、医療法人社団福寿会の皆さまをはじめ、一般参加者の方を合わせ、約300名の方にご来場いただきました。
認知症世界の歩き方プロジェクトでは、認知症とともに生きていくこれからのために、新しい視点で認知症についてお伝えしています。
第17回 在宅サービス研究発表会は「私たちが目指す地域医療そして介護とは〜支えあう仕組みづくりを考える〜」をテーマに据えた会となりました。認知症世界の歩き方が展開するコンテンツが、ご本人やご家族の方のみならず、地域の皆さんが認知症を正しく理解することに繋がり、地域全体で支え合える仕組みづくりの一助となれば幸いです。
既に書籍をお読みいただいた方に多くご参加いただいた今発表会ですが、講演という形式で改めて認知症世界の歩き方に出会い、もっと学びたい、身近にいる人に知らせたいと思っていただけたようでした。認知症世界の歩き方では、認知症のあるご本人との関わり方、暮らし方の万能な解答をお届けしているわけではありません。しかし、ご本人との関わり、介護の経験が豊富な方であっても、「新しい発見がある。」「行動がかわる。」というお声が聞こえてくると、純粋に楽しい!おもしろい!と感じたそのきっかけから認知症に対する考え方が変わるのだと実感できます。今後の行動やご本人との関わり方を自分なりに考えたり、アイデアを実践したり、そんな変化が皆さんに、社会に、起きていくことがとても楽しみです。
さいごに
issue+designでは、書籍のみならず、講演や対話の場・ワークショップなど、さまざまな方法で認知症世界の歩き方を広げています。それぞれのコンテンツが橋渡しとなり出会う、新しい旅の仲間をプロジェクトメンバー一同心待ちにしております。
issue+design 宮田